地域企業魅力発信
インタビューシップ

大阪府の企業

2017/01/11

株式会社コポ (平成28年取材)

株式会社 コポ 様

取材者 大阪経済大学 経営学部 

大西 琢也・藤井 美希 

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 株式会社コポ様は、大阪市東成区に本社を置き、靴下の企画、販売、フランチャイズチェーン、直営店舗の全国展開をしている会社です。靴下専門のセレクトショップとして、ベビーからヤング、ミセス、ファミリー、シルバーまで全年齢の男女の靴下、ストッキングを販売。自社オリジナル品だけでなく流行の他メーカーの商品も取り扱い、商品は地域、客層に合わせ変化させているため店舗ごとに品ぞろえが違います。現在ではコポブランドの他、「Cu*reAsse(キュア・アッセ)」、ガールズブランドの「11.11」(ジュウイチ テン イチイチ)など時代や流行に合わせてブランドを作りすべての人をターゲットにしています。

会社名 株式会社コポ 
本社所在地 〒537-0024 大阪市東成区東小橋1丁目17-23
資本金 5,000万円
従業員数 370 人(正社員73 人)
業 種 靴下卸小売業
U R L http://copo-net.jp/

安く豊富な種類の製品を販売する靴下専門店

 当初、創業者の中川会長は靴下卸の会社に勤めていましたが、もっと消費者ニーズに合わせた靴下専門のお店ができると考え、現在のフランチャイズ兼直営小売店という業態で靴下専門店を創業しました。安いものでは1足40円という安さで販売していた時期もあったそうです。
 コポは、自社にないキャラクターやデザインものなどはグンゼやナイガイなどのメーカーから流行で質の良い商品を仕入れているため、自社はベーシックなものに集中する、選択と集中という戦略を上手に活用しています。

自社商品と他社から取り入れる商品を融合させることによる 豊富な品ぞろえ

 コポの場合は、定番商品や人気商品などのベーシックなものを自社で作り、入れ替わりの早い流行品や最新アイテムは必要に応じて他社から持ってきているためアイテム数を常に変化させて販売ができる強みがあります。また、店舗ごとの流行を敏感に感じ取ることができるため余分な倉庫スペースはなく余計なコストはかけていません。

多種多様な取り扱いアイテム

 地域ごとに「赤ん坊からお年寄りまで」という細かい対応を行っているためチェーン店でも店舗ごとに品ぞろえが大きく違います。原点である天神橋の店舗や難波の地下街にある「NAMBAなんなん」に行ってみましたが、本当に違う店のようでした。個人的な感想を述べさせていただくと、「NAMBAなんなん」にあるコポは「Cu*reAsse(キュアアッセ)」と天神橋の「コポ」を融合させたように感じました。店舗によって見た目だけではなく、商品も大きく違うため、気分転換に店舗の散策に行くと面白いと思います。

「COPO」「Cu*reAsse」「juichi.ichiichi」「ichiichi」の4つのブランドを展開

 1つ目の「COPO(コポ)」のコンセプトは明るい、楽しい、暖かいです。品質の良い商品を低価格で子供からお年寄りまで旬のおしゃれをお楽しみ頂けます。
 2つ目に「Cu*reAsse(キュアアッセ)」のコンセプトはシンプルな中にも可愛らしさとトレンドを取り込んだおしゃれなライフスタイルです。ナチュラル&カジュアルをベースにしており「何を履いて、どうすればいいのかわからない。」という方にも、思わず真似したくなるようなコーディネイトを提案してくれます。そして、一足の靴下から新しい自分のスタイルを発見し、おしゃれを楽しむことができます。
 3つ目に「11.11(ジュウイチ テン イチイチ)」のコンセプトは「女の美」です。今までに見たこともないレッグファッション専門店。さらに綺麗にかわいくグラマラスに魅せるアイテムを揃えています。
 4つ目に「ichiichi」はティーン〜ファミリーまでをターゲットにしており、女性が宝石箱をみてワクワク・ドキドキする気持ちをアイテムやショップ空間で表現しています。
 このように、子供からお年寄りまで、ティーンからファミリーまで、清楚系からガールズ系までオールターゲットで販売をしています。また、これに対応するためにベーシックな商品は自社で製造小売し、流行で入れ替わりの早い商品はメーカーが製造したものを販売しています。そのため、店舗には自社のタグが付いた商品とメーカーのタグが付いた商品がいり混じっています。

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