地域企業魅力発信
インタビューシップ

滋賀県の企業

2017/10/30

株式会社ローカライズ

  2017 Close-up Company!

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株式会社ローカライズの社名は「三方よし」の教えにある「現地化(ローカライズ)」から名付けられています。そして、現在の当社の事業内容は車の買い取り専門店ユーポスの運営です。車の買い取り事業と聞くと、地域との繋がりとはあまり関係の無い業種に見られがちですがそんなことはありません。当社が車の買い取り事業をしている理由は「自動車の地産地消」を実現するためです。実は滋賀県には海がない為、車が潮風にさらされることがなく良質な状態の車が多いのです。しかし、それらの車は中古車となり大都市に流出して販売されてきました。そこで当社が滋賀で車の買い取りをし、地域のお客様に良質な中古車をお届けし、豊かな暮らしのお手伝いをしています。

●本社所在地/滋賀県大津市本堅田3−10−12
●資本金/9,000,000円
●従業員数/3人
●業務内容/新車、中古車販売 車買取 自動車輸出、輸入 車検 自動車保険

URL:https://www.u-pohs.co.jp/161katata/

車の買い取り事業は地域のお客様と繋がる第一歩。

当社の事業は車の買い取りですが、それは地域のお客様と繋がる為の第一歩だと考えています。車がきっかけで出来た繋がりは、車の事だけではなく何でも困りごとがあれば相談できる繋がりへ変えていく事が出来ると考えています。実際に車の買い取りをきっかけにお客様の困りごとの相談にのりお手伝いをした事で、今では親戚のように思ってくれて「これ食べー」と頻繁に畑でとれた野菜を届けてくださるお客様もいらっしゃいます。

自分の成長が会社の成長に直結!

まだ、スタートを切って間もない当社はこれから自分たちが成長することで会社も成長すると考えています。大企業では、一人が会社の及ぼす影響力はごくわずかですが、ローカライズはまだ始まったばかりの会社です。ここでは一人一人の成長が大きく会社の未来を左右します。自分の成長を実感し、そしてその成長は一緒に働く仲間を成長させます。そして、仲間の成長が自分の成長になる循環を生み出し会社の成長につながる。それを実感出来ることは働く上で大きな魅力です。

〈中堅社員インタビュー〉地域と一層深く関わることで、地域・会社・自分を成長させていく

「学生時代にF1に興味を持ったことが、車の世界に飛び込むきっかけになった」というユーポス堅田店店長の樫本裕樹さん。今の店長としての仕事で大切にしている事は、ずばり「お客様を喜ばせる」ことです。愛着のある車を「樫本さんに買い取ってもらえてよかった」とお客様に言っていただいた時が、最もやりがいを感じるシーンだとおっしゃっていました。樫本さんはお客様に最大限喜んでもらうために、店長として「高く買い取るためのノウハウ」を日々磨き続けています。樫本さん自身の今後の目標は、「車を通じて今まで以上に地域と深く関わり、自分の名前を多くの人に覚えてもらえるようになる」ことでした。その言葉には熱い想いがこもっていました。

〈経営層インタビュー〉地域に不可欠な会社で”あり続ける”

「中小企業が地域のインフラ」、「人が辞めない会社が良い会社」など、明快かつ刺激的なワンフレーズを絶えず届けてくれる代表取締役の河村剛さん。経営者として意識している事は、社員が働くことに喜びを感じる会社にすることでした。そのために、特に「仕事をする目的」と「仕事を通じてどう成長したいか」のビジョンを示し、それを社員と共有することを心がけているとのことです。
河村さんが一緒に働きたい人は、「ありがとう」の言葉をいただくことが好きでたまらない人です。「地域に不可欠な会社」であり続けるために、地域の人の「ありがとう」のために全力になれる人を必要としています。熱く語る河村さんの姿に、私も元気をもらいました。

〈取材者から見た企業の魅力〉お客様が喜んでくれるだけでなく、社員がやりがいを感じられる会社に

ローカライズ様の魅力は2つあります。まず、お客様(外)だけでなく、社員(内)を大切にしている点だと思います。お二人は「社員と密に意思疎通を図り、会社のビジョン等を共有していけば、社員が仕事に喜びや誇りを感じる」との共通した理念をお持ちでした。今後、会社が成長すると共に、この理念も脈々と受け継がれていくことでしょう。
次に、地域に最大限コミットしているという点です。ローカライズ様は本業以外にも、地域で障害のある若者を、洗車のお手伝いとして受け入れるなどの地域貢献活動を行っています。その分、地域の方に助けられる場面も多いそうです。こういった地域との強固な関係性も魅力の1つだと感じました。

                                                  私たちが記事を作成しました。
                                                  【企業担当】樫本裕樹
                                                  【取材担当】立命館大学・斉藤巧真

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