地域企業魅力発信
インタビューシップ
兵庫県の企業
音羽電機工業株式会社
2017 Close-up Company!
1946年5月の創業以来、私たち音羽電機工業は一重に「雷から人の暮らしを守る」すなわち「免雷」の技術とものづくりをとことん磨いてまいりました。その商品を長らく、全国の電力会社、鉄道会社、建設会社などを通じ、様々な生活のフィールドに対し販売拡大を図りながら地道に、一途に社会貢献の歴史を創ってきたことには絶対の自信があります。そしてこれからの時代、異常気象の進行に伴いより一層の存在感を発揮して行きたいと考えています。
●本社所在地/大阪府尼崎市名神町3-7-18
●資本金/8,190万円
●従業員数/290名
●事業内容/各種避雷器の開発、製造、販売と付随する工事、コンサルティング一式
音羽電機工業は会社が一つの「ファミリー」です
毎月初旬、吉田社長は尼崎、三田、東京の各拠点に必ず足を運び、朝礼や昼礼の場で「私たちの事業の意義」「職場の仕事のありかた」、加えて「頑張って期末の賞与を獲得しよう」と熱を込めて話されます。一人一人の日々の頑張りが社会へのお役立ち、ひいては個人の生活を豊かにすることを繰り返し直接のメッセージとして発信され、従業員は思いを新たにします。中には社名から子供さんの名前の文字を頂く人も。だから外部のお客様にも心底、自然に温かく接することが習慣、です。「社是:キラリと光れ!」は伊達じゃないですよ!
若い力が続々と充実して来ています
ここ数年、ご存知のように異常気象が世界的にも拡がる中で、日本でもゲリラ豪雨や大型台風の大きな被害が発生しています。 私は学校で経営学を学び、就職先として社会貢献度の高いメーカーを目指す中で音羽電機工業に出会いました。今、BtoBの営業担当として3年目を迎え、技術面でも日々学ぶことばかりですが、お客様を通じて一つ一つの案件が「人々の暮らしの中の安心感」につながっているのだという音羽ならではの実感を得ています。後輩も営業、技術に多数おり、お互いに負けないよう日々の研鑽を積み重ねている最中です。
〈若手社員インタビュー〉経験がモノを言う世界の中で、「+α」の提案ができる営業になりたい
入社3年目の大宮さんが入社を決めたきっかけは、地元で仕事をしたかったことと、世の中で目に見える形になる仕事をしてみたかったからとのことでした。2年目から本格的に営業として担当を持たせてもらいましたが、当時はお客様についていくだけで必死だったそうです。しかし、様々な経験を経て、3年目の現在は、お客様から注文を受けたときに、言われたことをするだけではなく、自ら提案するなど少しずつ自分のやりたいことができている感じがしているそうです。また、大宮さんは文系の出身ですが、電気工事士の免許取得を目指しており、今後はお客様や工事業者の方々とより対等な立場で提案ができるように努力していて、生き生きと仕事の話をしている姿が印象的でした。
〈中堅社員インタビュー〉Face to Face で仕事を進める
前職は、大手メーカーでお仕事をされていて、現在は、その経験を活かして、総務を担当されている中西さん。音羽電機工業は、まだまだこれから発展していく会社であり、いろいろな意味で、ルーチン化・システム化されていません。その分、自分で判断できる範囲が広く、また新しいルールを作っていく面白さがあるとお話し下さいました。また、中西さんは、前職の時から、相手の顔を見て仕事がしたいと思っていたそうです。その意味でも音羽電機工業は、最適な規模と感じていらっしゃいました。日々の努力として社員全員の顔を憶え、相手の事を少しでも理解することで、仕事に活かそうとしています。
〈経営層インタビュー〉自分で課題を見つけ、解決していける人材を求む
音羽電機工業は、雷対策(関連)技術に注力して、業績を伸ばし規模を拡大してきました。組織的・人材的にはまだまだ改善していく点があるので、現状に疑問を持ち、あるべき姿を描き、それを作り上げていく人材を求めています。そんな想いのある人には、支援を惜しまない会社です。また、音羽電機工業には、社員が会社や地域社会・家庭の中で、雷のように「キラリと光れ」と雷対策を行っている会社らしい言葉があります。
〈取材者から見た企業の魅力〉高い技術力とアットホームな雰囲気
音羽電機工業様は、雷対策技術に特化した、ニッチ市場のガリバー企業です。不安定な気象、電子機器の益々の普及等考えると、今後の成長が期待できます。雷対策商品というと馴染みの無いものですが、入社後の教育体制も整っており、上司先輩方も懇切丁寧に指導していただけます。一つの技術を極めたい方には最適な会社だと思いました。また、ビジネス形態はBtoBですが、多方面に使用されており、特別な場所にも立ち入れることも魅力の一つです。社内の雰囲気はアットホームで、お会いした社員の皆さんは、音羽ファミリーの一員という意識をお持ちでした。
私たちが記事を作成しました。
【企業担当】総務センター労政課・中西隆夫
【取材担当】立命館大学・吉野流海