地域企業魅力発信
インタビューシップ

兵庫県の企業

2016/12/02

株式会社サンエース (平成28年取材)

株式会社 サンエース 様

取材者  甲南女子大学 松下 夏奈子

サンエース株式会社 本社ビルの写真

株式会社サンエース 本社ビル

 株式会社サンエースは、昭和24年神戸で創業自動車補修用の塗料や関連資材を中心に、金塗装の修理工場やディーラーに卸す専門商社です。メインのオートサプライヤー事業は、国内の同業5社でグループを結成し、業界シェアトップクラスで180種以上のプライベートブランド商品を持っています。また住宅のリフォームを手掛けるリファイン事業と外壁塗り替えも行っています  

 今回のインタビューでは、中山勇人代表取締役に会社の魅力を伺いました。

 取材の様子

取材の様子

中山代表に聞く!株式会社サンエースの魅力

 まずは株式会社サンエースの業績について聞いてみると、「社に関わる全ての「人」を大切にする理念経営の結果、お客様から応援され創業以来67年間連続黒字、自己資本比率80%、経常利益率10%の経営安定企業です。」と答えてくれました。

 創業以来67年間連続黒字というのはすごい。『表彰は受けておられますか?』と尋ねてみると、「経済産業省 平成26年度「おもてなし経営企業選」に、当社が選ばれました。社員がイキイキと働く会社におくられる、経済産業省「おもてなし経営企業選」には過去3年間全国で100社が選出されています。リファイン事業では、1年1回行われる、パナソニックのリフォームコンテストで、21連続受賞達成し、その受賞歴が全国NO.1です。」と、納得の答えが返ってきました。

 きっと、社員の皆さん一人一人の意識が高いのだろうと感じる。経営理念・社訓の実践について尋ねてみると、「当社は「サンエース物語」の考え方を中心に据え、「世の中にお役に立つ」ことを続けることが出来たから今日があります。「サンエース物語」の中核になるのは、「経営理念」「社訓」「私達の信条」になります。サンエース物語を社員1人1冊持ち、事業活動の多くの局面で、立ち返っています。そして経営理念と社訓の実践に結び付けて、正しい判断ができています。」と、やはりプロの言葉が返ってきました。

 会社の環境も気になるところだ。『会社の特徴的な風土はありますか?と尋ねると、「人と人のつながりを大切にする社風であります。週報「今週のありがとう」や社長個別面談のコミュニケーションの習慣化、社員旅行やLets制度による社員交流が積極的です。また、若手に活躍の場があります。それは若手にチャンスを与えたいのです。さまざまな新しいプロジェクトに自ら手を上げることができるのです。さらに、研修制度が充実しており、資格取得もサポートしています。」と答えてくれました。

誠実と努力 革新と創造』株式会社サンエースの歩み

 では、株式会社サンエースはこれまでどのように歩んできたのだろう

 株式会社サンエースは1949年に塗料販売業として創業。そして創業以来黒字経営を維持しています。売上業界全国No.1を誇り、トップネットシェアは全国30%以上もあるオートサプライヤー事業部がありながらも、1983年にはリファイン事業にも進出。当時、オートサプライヤー事業部のみでも問題はなかったが日本ペイントとの繋がりや塗装技術を生かし、社訓の「革新と創造」に沿い新しい挑戦を行いました。

 そうしてできたリファイン事業部も、訪問販売を一切行わずお客様の2/3がリピート客で1/3はイベント参加者で成り立っています。また2016年には、JPMCを創設しニーズを見極めアパート一棟などのリフォームを行うことや、株式会社シンエイをグループ会社とし新築や不動産にまで事業を進めています。住まいと暮らしの幅を広げるために、オートサプライヤー事業で得たノウハウを違った形にして生かしているのだ。

 創業以来の黒字経営・自己資本比率80%以上を誇ることが出来たのは、「誠実と努力」により企業やお客様とのよい関係を築き、「革新と創造」によりニーズを見極め新しい道を切り開いてきたからでしょう。

取材を終えて

  最後に、サンエースで働く人の魅力』をまとめました。

 今回の訪問で、株式会社サンエース様の魅力を知ることができました。基本精神「皆揃って幸せになりたい。」という考えを社員全員が持っている。ここでの「幸せ」とは「自分と自分の周りの人を幸せにすること」である。自分が成長することで周りを幸せにしていくことができる、そのために成長していこうとする姿勢がとても魅力的なのだと感じました。

 また、経営理念を成文化した「サンエース物語」を11冊持っており、仕事を通じてより理解を深めていけるようにしています。この「サンエース物語」には「なぜ働くのか」「仕事とはなにか」「幸せとは」などある意味当たり前とも言えることが書いてあります。この考えに共感している人が集まっているので、根底の考えが共通しており、よりよい関係が築きやすいのでしょう。

 『営業社員が集まり様々なテーマで議論を行い考え方や技術を共有する』「これで委員会」や年代ごとに技術研修を行うことや日報を全支店で共有することや、週報を通じて1週間の間にあった感謝の出来事も社員全員で共有している。このように情報を共有しあうことはコミュニケ−ションにも繋がるので雰囲気も良くなるのでしょう。

『働きやすい環境作りとして、時短取組システムの構築を行っている。』社員の負担が掛からないようにすることで余裕がうまれ視野が広くなり周りも気にかけることができるようになるのでしょう。

根本的な考えを共有していることで一体感が生まれ、「サンエースの魅力は人である」と言われているのだと強く感じました。

 

企業名 株式会社 サンエース
住所 神戸市東灘区御影中町2-1-4
連絡先(電話・HPアドレス) 078-851-8060
事業内容 オートサプライヤー事業部・リファイン事業部
代表者 代表取締役  中山 勇人
創業・設立 創業:1949年1月 設立:1971年2月
資本金 4,800万円
売上高(直近3年分) 2015年度 38億4,600万円 2014年度 36億8,200万円 2013年度 38億600万円
従業員数 137名
平均年齢 38歳
離職率または離職者数(直近3年分) 離職率:3.2%
採用実績(直近3年分) 2015年度 7名 2014年度 9名 2013年度 8名
初任給(実績) 226,300円
賞与 年3回
福利厚生 Let's制度
休日休暇 年間108日
勤務時間 8:30〜17:30
モデル年収 新卒10年目 600万円
年間休日数 108日
有給休暇取得率 25.8%
月平均残業時間 27時間
平均勤続年数 11.5年
障害者雇用率 0%
従業員男女比率 男:女=108:29

【株式会社サンエース 各事業部の取り組み】 オートサプライヤー事業部のここがすごい!

 オートサプライヤー事業部は、自動車補修用塗料を取り扱う専門商社。企業がお客様のルート営業である。危険物取扱の資格取得が必要。
 全店の日報を集約して「日報TOPICS」を発信することでメーカーにユーザーの声を届けることや、新商品をマーケットに出す前にユーザーに使ってもらいその評価をメーカーに伝える「AR研修センター」がある。このような情報提供はトップネット30%超の全国シェアがあることもありメーカーにとても喜ばれている。
 現在、溶剤系塗料から水性塗料への切り替えを計っている。水性塗料は溶剤系塗料に比べ環境や人体に優しいことからニーズがありこれからシェアが高まると考えられている。また、大型車への対応や海外進出も検討している。

【株式会社サンエース 各事業部の取り組み】 リファイン事業部のここがすごい!

 リファイン事業部は、住宅リフォームを行う。営工一貫体制のため、日によってスケジュールは異なる。2級施工管理技士の資格は最低でも取得が必要。
 今年2月からJPMC事業が始動。日本管理センター株式会社(JPMC)のリフォームパートナーとなり、賃貸物件をリフォームし資産価値を上げる提案を行うことで、空き家問題の解決につながる事業である。3月には株式会社シンエイがグループ会社となり、新築や不動産への対応も展開。また、愛犬家住宅のリフォームプロジェクト「ワンワンプロジェクト」やパナソニックフェアや現場見学会の企画・運営などを行う「イベントプロジェクト」も挙手制で行っている。
 専門性が高く資格も必要だが、ほとんどの社員が入社後に資格を取得している。技術勉強会や先輩のサポートによって入社後からでも十分成長することができる。

【株式会社サンエース 各事業部の取り組み】 人財開発室のここがすごい!

 人財開発室では、インターンシップから選考まで採用活動全般の企画・運営、新入社員研修や社員合宿研修などの社内研修の企画・運営・講師を行う。インターンシップは「皆揃って幸せになりたい。」の実現を目的に、学生に働く楽しさやサンエースのことを知ってもらおうと行っている。

【中山勇人代表取締役に聞く!】株式会社サンエースが求める人材、学生に望むこと

 感謝の気持ちを持ち、「サンエース物語」の考えを守り実践して、世の中のために頑張りたいと思う人。3年頑張ったら、見える世界が変わってきます。そして仕事を楽しんで下さい。

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