地域企業魅力発信
インタビューシップ
和歌山県の企業
農業生産法人有限会社柑香園 紀州観音山フルーツガーデン
明治44年(1911年)から柑橘類を専門として栽培している専業農家です。歴史の古い農園ながら様々な新しい取り組みを行っており、ジャム等の加工品製造やインターネット販売、高級スーパーとの取引、海外への輸出、イベントの出展にも力を入れています。
多くの地場産フルーツ及びフルーツ加工品を国内外のお客様にお届けしていきたいと考えています。
〈 インタビュー動画は下記よりご覧ください 〉
●本社所在地/和歌山県紀の川市下丹生谷557
●資本金/1,000万円
●従業員数/37名
●事業内容/フルーツの生産・加工・販売
企業の社風と、社風のわかるエピソード
観音山で働く社員の平均年齢は30歳弱と若いメンバーが頑張っています。当園では、栽培・加工・出荷販売・イベントなど各人が力を発揮できる様々なフィールドがあり、すべての業務を経験することが可能。
それぞれが高い目標意識、情熱を持って働いています。また社員の挑戦したい気持ちを大切にしています!!
一緒に和歌山のフルーツを全国に届け、地場産業の活性化に貢献したいという熱意に満ち溢れている会社です!!
若手社員から見た会社自慢
業務は多忙ですし、言われたことだけをやれば良いという考えの方や他者貢献が出来ない方には簡単に続けられる仕事ではないのが現状です。しかし、会長は社員の挑戦したい気持ちを大切にしてくれるので、どんどん提案しチャレンジできる環境が整っています!!
常に新しい品種や商品作りにチャレンジしており、国内外のインターンシップ生を受け入れたり、耕作放棄地の解消を行ったり、積極的に就農希望の研修生を受け入れたり、日々新しい出来事が起こるので、常に新鮮な風が舞い込んでいます。
〈若手社員インタビュー〉池田さんにインタビュー
Q1.会社における役割と自身の目標についてお聞かせ下さい。
主任のもとパートさんとか他の社員が働きやすいように段取りを組んだり、後は、製品の製造にあたってきちんと管理しなければいけない衛生的な面などに注意を配って安心安全のものを皆様にご提供できるようにさせて頂いております。
Q2.仕事のヤリガイを教えて下さい。
人数が少ない会社なので、一人一人の役割っていうのがすごい責任が大きくなってくる所はプレッシャーでもあり。逆に任せてもらえる仕事が、他の大企業さんとかに比べて重要な仕事も任せて頂けるので、自分の責任をもってしっかり最後までやり遂げるというのは大事なことで、やりがいを感じています。
〈中堅社員インタビュー〉加工部の山口主任にインタビュー
Q1.会社における役割と自身の目標についてお聞かせ下さい。
加工部で主任をしています。製造を中心にやってるんですが。年間の製造スケジュールであったりとか、金額的な所とかのそういった全体の加工場の経営等にも関して仕事をしています。
Q2.仕事をするにあたって必要な能力は何ですか?
特別な能力は必要ないと思います。私自身も文学部卒業で加工に対する知識は全く無かったんです。勉強したい気持ちや、仕事に対して興味をもって、それをいかに面白いと思えるかが一番大事だと思います。私も日々素直に努めるように頑張っております。
〈経営層インタビュー〉児玉会長にインタビュー
Q1.観音山フルーツガーデンとはどういうところですか。
和歌山の紀ノ川沿岸のフルーツが豊かに生産されてる場所にあり、そこで、生産、加工、販売まで行なう、いわゆる六次産業をしています。販売はインターネットを通じてほとんどが全国の個人のお客様さんに販売させて頂いてます。そこがちょっと特徴的なとこだと思います。
Q2.御社ではどのような人材が求められていますか。
生産、加工、販売と、それぞれに必要な人材はあります。出来れば何でもこなせ気がつく人、気づいたことを提案できる人が活躍できると思います。自分が提案した事が成果になり、それを楽しんでもらえるようなアグレッシブな人材が有りがたいです。
取材者から見た企業の魅力
生産、加工の現場を見学させてもらったり、インターネットでの販売のお話を聞かせて頂きました。社員の方々も気さくで生き生きと働いていました。観音山フルーツガーデンの取り組みは同業の中でも注目されていて、多方面から見学や実習にくることも多いようです。私達がお邪魔したときも実習に来られている方もいてお話もさせて頂きました。会長さんも気さくで楽しい方でインタビューシップの後に中華料理屋さんで食事をご馳走してくれました。こんな会社ならやりがいを持って働けると感じました。
私たちが記事を作成しました。
【企業担当】児玉典男
【取材担当】和歌山信愛女子短期大学・森下奈央