地域企業魅力発信
インタビューシップ

和歌山県の企業

2017/12/19

ワノミライカ株式会社

  2017 Close-up Company!

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ワノミライカは、梅の果実から「家畜のエサ」や「ヒトの薬」をつくっている会社です。和歌山の銘柄鶏「うめどりうめたまご」の飼料を開発したり、全国のレディースクリニックで不妊治療に利用されているumulinを開発し販売しています。また現在は、生姜や八升豆の効能に着目し、さらなる妊娠率の向上や、パーキンソン病緩和へなどに取り組んでいます。このようにワノミライカ株式会社は、廃れゆく日本の伝統的な食材の全く新しい用途開発を担っています。ワノミライカ株式会社は、食文化の継承に貢献することを目的に活動する会社です。

〈 インタビュー動画は下記よりご覧ください 

動画はこちら

●本社所在地/和歌山県和歌山市山吹丁9番地302
●資本金/100万円
●従業員数/8名
●事業内容/企画・製造・販売

URL:http://wanomiraika.com/

企業の社風と、社風のわかるエピソード[子どもがそばにいる。ここで働く。]

家庭で子どものそばで家事をするように、会社で子どものそばで仕事をする会社です。家庭でそれぞれが最も良い(効率的)と思う方法で家事をしているように、会社でそれぞれが最も良い(効率的)だと思う方法で仕事をする会社です。0歳児はすやすやよく寝ます。お腹がすいたときだけちょっと起きて泣きます。哺乳瓶や授乳ケープを使ってミルクをあげます。以外に簡単でサクサク仕事が進みます。1歳児はよく動きますが、一人遊びとお昼寝を繰り返します。カーペットの下に分厚いクッションを入れているので、転んでも大丈夫。どこでもすやすや眠ります。仕事机も座卓だからお母さんと同じ目の高さで安心。1歳児も意外と簡単サクサク仕事ができます。2歳児は、、、、大変!在宅業務OK!みんなでフォロー!なんとかかんとか乗り切ります!

若手社員から見た会社自慢[ここで働くことは、自分の大事な一部です♪]

ワノミライカの良さは何といっても社内の風通しのよさです。オフィスは2フロアに分かれていますが、LINEを通じて常にスタッフ間のやりとりが行われていて、顧客対応や新商品開発、販促物デザインの相談など、めまぐるしくプロジェクトが動いています。スタッフは皆、社内の流れを把握していて、必要な時に必要な人とすぐにフラットな意見交換や情報共有ができるので仕事がスムーズに進みます。またスタッフの生活を大切にしてくれる社風があるので、子供の病気や家庭の事情なども相談しやすく、スタッフ自身も、仕事を大切な生活の一部として考えられる良い循環が生まれています。風通しが良すぎてスタッフの恋路を皆で見守るという一幕も(笑)

若手社員へのインタビュー[社員の小山さんにインタビュー]

Q1.入社を決めた理由は何ですか?

A1.先ず、和歌山出身で和歌山の事が好きっていうのがあります。私の実家は梅農家で、この会社が梅をつかって新しい価値を創造した商品ウムリンを作っている事を知りました。凄い将来的に明るい商品で、上手くいくと和歌山県が全体的に活性化するだろうなと思い、ここで働くことで和歌山全体に対して貢献できると思ったのがひとつの理由です。もうひとつが、この会社では、各人が自分で価値を創造していくというのが特徴なんですが、そういう所で働けるということは自分自身のやりたい事もできるし、自分自身の価値っていうものも能力を作っていける。そういう環境で働けると思ったのでこの会社に決めました。この2つが理由ですね。


Q2.仕事のやりがいはなんですか?

A2.やはり一番のやりがいは裁量権がある事です。自分がしたいことが日々出来ているのがやりがいです。自分自身が成長する事で会社の成長に貢献できればと思っています。

中堅社員へのインタビュー[阿部さんにインタビュー]

Q1.働く上で大事にしている事は何ですか?

A1.私の仕事はデザイン制作なのですが、毎月商品と一緒にお客様へのお手紙も作っています。通販の会社なので、顔が見えない分、信頼を得るのが難しいと考えていて、それを如何に乗り越えていく事は大事です。会社のファンになってもらえるような手段として、このような制作物をつくってお客様と私達を繋ぐことを大事にしています。


Q2.キャリアビジョンをどのように描いていますか?

A1.私はデザイナーとして採用されたんですけれども、実際入社してみて文章書くライター業だったりとか、プロジェクト全体をするプロジェクトマネージャーの仕事も任されるようになってて。どんどん最初の自分が出来ることの幅が広がっていくと感じているので、これからも自分が出来ることをドンドン広げて会社に貢献していきたいと思っています。

経営層(社長または役員など)へのインタビュー [細川社長にインタビュー]

Q1.御社の社風や社風が分かるエピソードを教えて下さい。

A1.僕たちは伝統的な食材のまったく新しい使い方っていうのを常に日々考えているんですね。それって結構人の頭から自由な発想で出て来るものなので、あまりその会社の厳しいルールみたいなものがなく、スタッフも僕も自主独立してしたいことを言えたり、発言できるような仕組みにはしていて。実際にスタッフに仕事を御願いする時にできるだけ簡単に伝えるようにしています。例えば、「このプロジェクトお願いします」って投げて。後進め方だとか期限なんかも自分で決めてもらって進めるっていう風にしていて。自由にしておくことで発想が出るんじゃないかなと思っています。


Q2.社員を採用する際の基準はありますか?

A2.気持ちが自主独立した人っていうのが結構基準になっています。スタッフ一人一人が自分でこれが良いなって思って決めたりっていう事が多いんですよ。そういう意味で自分の感性を信じてこれがいいって自分の中で答え出せる人っていうのが揃っているんで。あの自主独立した人が働きやすいし、活躍できているのかなと。自分の意見が言えたり、自分の芯がある所がわかっていたりとか、自分はこれが出来る。で、出来なくても自分で調べて学んでいくのとかそういう事ができればすごい活躍できるし。愛されるのかなと思ってます。

学生から見た企業の魅力

社員の主体性を重視するという社風と事業内容の独創性が魅力であると感じました。自らの能力や個性を生かすことができ、型にはまりすぎないこの形は、現在の多くの若者の価値観と合致するように感じます。また今後の展望として、現在サプリメントである「ウムリン」の医薬品化構想を聞き、事業の拡大、企業の成長性が期待できると感じました。仕事の中で自分の良いと思ったこと、やりたい事が出来るので社員がイキイキしているように見えました。

                                               私たちが記事を作成しました。
                                               【企業担当】代表取締役社長・細川達矢
                                               【取材担当】放送大学・平谷英之/稲垣 碧
                                                     和歌山大学・西岡 夏乙

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