地域企業魅力発信
インタビューシップ

和歌山県の企業

2017/01/25

株式会社おはなはん (平成28年取材)

株式会社おはなはん様

取材者 放送大学 教養学部  平谷英之

 株式会社おはなはん様は、家庭で焼き立ての味を楽しめるカップ入りお好み焼きを製造販売している会社です。『焼きたてのおいしいお好み焼きをひとりでも多くの人に食べていただきたい』そんな想いに夢を託し「生タイプ」の「お好み焼き」を誕生させ、創業から49年の歴史を持ち、販売量・売上ともにトップクラスシェアを誇っています。

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今回のインタビューでは、松本代表取締役に会社の魅力を伺いました。

ohanahan2.jpg取材の様子
()松本代表取締役 () 平谷英之さん

【事業内容】・生カップお好み焼きの製造卸販売
      ・お好み焼き関連商品の製造卸販売
      ・その他食品の製造卸販売
【経営理念】
■1.おいしくて品質の良い商品の安定供給
 全従業員の品質に対する正しい理解に基づいて、安全で安心な商品の安定供給を続けていきます。
■ 2.お客様の立場にたった商品づくり
 お客様作りのベースは、
『お客様のお役に立てること』
『お客様のお手伝いができること』
『お客様に対してご提案ができること』
『常にトップメーカーを目指すこと』と、考えます。
■ 3.お客様の喜びこそ真の報酬
 目先の利益にとらわれることなく、おはなはんの商品がお客様のお役に立ち、喜ばれることが 会社の利益につながります。
■ 4.社員全員での経営参加
 自らの役目と責任を認識し、毎日の仕事からの人生の喜びを学び、心豊かな生活が社会への貢献に つながるように心がけます。
 これらを目標とし、達成するためには、段階を追って実現していきさらに限りない挑戦を続けていきます。

設立     1983年(昭和58年)11月1日
資本金    1300万円
従業員数   50名
売上高    9億9000万円(2015年4月実績) 10億円(2016年4月見込み)
代表者    代表取締役 松本章子
事業所    ●本社 〒640−8391
           和歌山県和歌山市加納223−3
           TEL:073−474−9010 FAX:073−474−3022

       ●和歌山工場(受注・配送センター)
           〒640−8391
           和歌山県和歌山市加納223−3
           TEL:073−474−3020 FAX:073−474−3022

       ●大阪支店
           〒532−0011
           大阪府大阪市淀川区西中島4−4−25 フルーレ新大阪701号
           TEL:06−6304−4001 FAX:06−6304−4442

       ●東京支店
           〒171−0022
           東京都豊島区南池袋3−8−3 池袋クラウンハイツ406号室
           TEL:03−5927−9783 FAX:03−5927−9784

【松本代表取締役に聞く!】『生タイプの「お好み焼き」の誕生のきっかけは何ですか?』

 まず1つはお客様からここのお好み焼き美味しいねって言ってくれる「美味しい」という声が一番のきっかけかなと思っております。それと、鉄板の前で食べるお好み焼きと持ち帰って温め直して食べるお好み焼きとでは味の違いがあります。私はやっぱり鉄板の前で食べた味がおはなはんなので、その美味しさを伝えていきたいと思い、焼きたての美味しいお好み焼きを家庭で食べていただきたいというのが最初のスタートです。

【松本代表取締役に聞く!】『他に負けない商品開発の秘訣などはあるのでしょうか?』

 開発の秘訣というよりは、美味しいものを作り続けているかじゃないですか?曲げない。美味しさを曲げないというか、お客様に対しての愛情が商品に表れているのかなと私はそう考えています。愛情は人に負けないと思っておりまして、それがカップに詰まっていると思っております。

【松本代表取締役に聞く!】『お仕事のヤリガイについて』

 私は目標を持っています。美味しいものをというお客様に提供していくというお客様に食べていただいてお客様の美味しかったねと言ってもらえたらこんなに嬉しいことはないですね。仕事というのは凄くつらいこともいっぱいあります。そう思いながらも経営していくのは、その中でもお客様からの声というのは一番やって良かったなっていうヤリガイ、生きがいになるのかな。お客様に喜んでもらうということが一番のヤリガイであるなと思っております。

【松本代表取締役に聞く!】『今後の展開について』

 おはなはんは商品としてはブランドです。おはなはんというブランドは取りましたが、今度はその商品ブランドを企業ブランドにしたいなと思っています。企業ブランドということは、会社全体が成長して質を向上していかなければ、絶対に商品ブランドから企業ブランドにならないと思うのですね。でもそれが、社員みんなが成長するということに、私が大きな責任を持っていると考えていますので、そちらの方に向きたいなと思っております。もちろん工場だって狭くなっていますので2年後には新工場と考えております。

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