地域企業魅力発信
インタビューシップ
福井県の企業
株式会社ナカテック
当社は、あらゆる産業機械のメンテナンスサービスを主力として、全社員の創意と工夫によってモノ創りから人創りへと挑戦し続けております。特に安全・安心に繋がる国家的な検査業務をはじめ、サービスエンジニアリング会社としての環境保全、機械保全を主に、いつの時代も求められる省エネ・省力化などをお客様とともに開発し、ご提案させていただくことを理念としております。人材から人財への更なる進化と環境経営を最優先課題として、社会に貢献しております。
●本社所在地/福井県坂井市春藤鷲塚37−9
●資本金/3000万円
●従業員数/61名(グループ全体100名)
●事業内容/産業用機械の設計・製作・据付及びメンテナンス
企業の社風と、社風のわかるエピソード
総合プラントエンジニアリング業として、大手メーカー様の生産ライン設備や製造プラントにおける様々な課題を解決できる技術サービスの提供を行っている中で、社員一人ひとりの才能や個性を重視しております。設計から据付、メンテナンスまで一貫したサービスを行っておりますので、お客様と一からしっかりと打ち合わせをし、お客様と共に創り上げております。若手のうちから、先輩に学びながらでありますが任せられることも多く、会社の技術を提供し、自身の技術を磨いております。そのため、先輩社員と距離も近く、さらにはお客様ともしっかり議論できる関係性を築いていくことができます!
若手社員から見た会社自慢
設計技術 義中 雅人さんに会社自慢をしていただきました!
ナカテックは業種が多岐にわたっているので、色々な業務に携われることが自慢です。入社後まず機械組立やメンテナンスから勉強し、その後装置の設計製作に携わり、お客様に納めたときはとても達成感がありました。装置と一言で言っても、食品・飲料関係や半導体、純水装置と様々な分野があります。プラントエンジニアリングから、様々な業務に展開していますので、日々新しい知識を得て、新しい挑戦に立ち向かっています。各分野に特化した技術を持つ先輩達からしっかり教えてもらい、また、それぞれの分野の仲間と一緒に切磋琢磨していけるところも自慢です。
若手社員へのインタビュー
設計技術 嵐 和之さんにナカテックでの働きがいについてお聞きしました。
嵐さんがナカテックに入社した動機は、大学で学んだ化学工学を地元の福井で働いて生かしたいと考えたからだそうです。様々な分野に取り組んでいる企業なので活躍の場が幅広く、お客様と近いところで仕事をする会社なのでニーズをしっかりと把握したうえで、それを製品に反映できるところにやりがいを感じるそうです。2016年からは別の部署から水事業のチームに加わりました。水事業は医療から半導体、飲料水まで幅広い分野にわたります。専門用語も多いため、お客さまからの信頼を得るにはお客様と同等、もしくはそれ以上の知識が求められます。毎日が勉強ですと熱く語っていました。
中堅社員へのインタビュー
設計技術リーダーの竹下 由浩さんにインタビューしました。
まずは、竹下さんの目標をお聞きました。竹下さんは製造グループに所属しており、入社以降、製造業全般の不具合事例を1日1件、記録することを目標としているのだそうです。現在では、その事例を仕組み化し、設計技術チームの設計クオリティに反映しています。
続いて、部下の育成についてお聞きしました。竹下さんによると、入社して9年経って教える立場になり、若手社員には何かひとつの分野を強みにして、そこからいろいろな分野に応用していって欲しいと思っているとのこと。現在の製造業界は、IoTの活用やソフトウェア比率の高まりにより、大きな変革期の渦中にあります。それに対応すべく、チーム全体で専門技術や知識を習得し、新分野に対応していきたいと考えていますと話してくれました。
経営層へのインタビュー
執行役員の毛利幸生さんに株式会社ナカテックの今後の目標についてインタビューしました。
毛利さんによると、株式会社ナカテックは「人も企業も家族も成長しあう喜びを分かち合おう」の経営理念のもと、地場産業である繊維産業のメンテナンス業からスタートし、現在は機械設備の設計製作や高圧ガス・化学・医療プラントの設計建設など、幅広い分野に事業を拡大して現在があるそうです。今後の目標は、社員一人一人がそれぞれの業務で活躍し、成長出来るステージを提供し、常に新しいことに挑戦し、発信し続けることで、社会全体を発展させることが出来る企業になることだと力強く語ってくださいました。
取材者から見た企業の魅力
「安全で快適な環境づくり」というテーマのもとに各種エネルギー、特殊プラントの設計施工などの製造分野や、生活するうえで欠かせない水、医薬など、いろいろなことに挑戦している企業であります。
ナカテックには、食品飲料、エネルギー環境、化学、水、医薬・医療、メカトロニクス・エレクトロニクスと6つの幅広い業務分野があることから、スペシャリストよりもゼネラリストの方が多く、どの分野についても常に勉強し、お客様第一の考え方で仕事に向き合っている企業であるところにとても魅力を感じます。年代が違う社員の方々にインタビューをしましたが、社員と企業がwin-winの関係で一緒に成長していきたいという思いが一致しており、目標としているものが同じであったことに驚き、感銘を受けました。
私たちが記事を作成しました。
【企業担当】総務部・小出和代
【取材担当】仁愛大学・横道黎士