企業の魅力発信プロジェクト
「Ai-SPEC+」
奈良OAシステム株式会社 × 大阪商業大学 OBP林ゼミチーム
●会社名/奈良OAシステム株式会社
●本社所在地/〒635-0001 奈良県大和高田市大字松塚755-1
●業種/卸売業・小売業
●代表者/代表取締役 松本 知
●資本金/3,100万円
●設立/1989年9月
●社員数/66人
●わが社の特徴/奈良県NO.1企業を目指したOA機器の総合商社として今年30年目を迎えます。
現在は、県内就職率を高め、地域活性化に貢献するため、奈良県内就職に特化した就活サイト「なら就活ナビ」の運営もしております。
第1回目訪問(2018.8.8)
チームメンバーの自己紹介をし、企業様についての説明を受け、課題についてヒアリングを行いました。
【奈良OAシステム様について】
■会社のカラーは堅実の「緑」
地域に根ざした営業活動をしており、地元からの強い信頼があります。奈良県で唯一、OA機器全て(コピー機から、机、椅子まで)を取り扱っている企業です!
■企業とともに成長し、エキスパートになれる
知識・経験よりも人間性を重視した採用をしており、チームワークも大切にしています。
【ヒアリングの結果、決定した課題内容】
新卒採用時に配布される会社案内に掲載するキャッチフレーズで、学生目線で「この企業に入りたい」と思えるようなものを提案する。
第2回目訪問(2018.9.10)
代表取締役の松本様と若手社員の方2名にインタビューをさせていただきました。インタビューは「先輩の教え方に対する心構えと、後輩(新人)の教わり方に対する心構えとのギャップを可視化し、今後の課題を見つけること」をテーマにして、それぞれお伺いしました。
【インタビュー内容の一例】
・この会社を選んだきっかけ
・入社前と入社後のイメージについて
・仕事のやりがいについて
インタビュー内容をもとに会社案内の具体的な変更案を作成して、次回はその変更案を提案させていただくことになりました。
第3回目訪問(2018.9.25)
これまでにお伺いした奈良OAシステム様の特徴や社員の方々にお伺いした内容をもとに、会社案内パンフレットを充実するため、チームで話し合いをし、内容を報告・提案しました。
【提案内容の一部】
・求めている人材について分かりやすい言葉で表現する
・入社してからのイメージが湧くように、ある社員の1日を記載する
・男性でも育休を取得しているなど、女性にとって働きやすい環境であることをアピールする
さらに、今回はSNSの活用についても意見を出し合いました。チームメンバーの周りで就職活動をしている学生はTwitterを活用しており、常に情報が飛び交っていることから、就職活動をする上で学生はどこを重点的に見ているのか、学生にとって必要な情報はどんな情報かなどについて話し合いました。
企業のご担当者様より
初めてAi-SPEC+に参加させていただき、今まで課題と感じていた「求人の魅せ方」を在学中の方々にリアルに聞かせていただきました。担当者である私と、学生の間では親子ほどの差があるので、現役学生に聞くことで思ってもなかった手段で情報収集していることがわかり、ぜひ弊社でも取り入れていこうと思っております。
良い機会を頂き、無理難題を聞いてくれた学生たちに本当に感謝です。
学生チームより
企業様と実際に関わり、名刺の交換やメールのやり取りなど社会人では当たり前なことですが、学生にとっては当たり前でないことや、中小企業の現実を知ることができ、そこから私たち大学生ならではの意見を言うことができたりと、コミュニケーションをとって、課題の解決に向けた活動をすることができ、他の学生にはできない良い経験をさせていただきました。
株式会社奈良OAシステム様の会社案内パンフレットの充実のため、学生目線を入れた変更案の提案をしました。事前に社員の担当者の方へインタビューを実施し、実際に働いている現場の声をヒアリングすることにより、より明確に企業の魅力発信について提案することが出来ました。社内の情報発信について、担当者との意見交換も自分達にとっても非常に学びの時間となりました。
大阪商業大学 OBP林ゼミチーム
私たちは大阪商業大学のビジネスマンを育成するビジネスパイオニア(OBP)コースに所属している3年生です。私たちのチームは広報にとても関心があり、企業の魅力発信ということなので、OBPコース生だからこその、企業目線と学生目線も取り入れ、企業が抱える問題について取り組んでいきたいと思います。企業様と関わることのできる貴重な体験を楽しみたいです。
大阪商業大学 総合経営学部 経営学科・商学科、経済学部 経済学科
【チームメンバー】リーダー/高野 有梨(3回生) サブリーダー/鈴木 晧生(3回生) メンバー/井手 沙弥香(3回生)
【指導教員】総合経営学部 准教授 林 幸治