地域企業魅力発信
インタビューシップ2016
和歌山県の企業
有限会社丸之内マシーナリ (平成28年取材)
有限会社 丸之内マシーナリ 様
取材者 和歌山信愛女子短期大学 林奈央
和歌山信愛女子短期大学 崎山馨
試験機・測定装置・自動機などをオーダーメイド
有限会社丸之内マシーナリ様は、高精度が要求される測定装置、検査装置、高い信頼性と低ランニングコストで稼働できる自動機を企画・構想から設計・製作、そして据付・保守まで一貫して行っている会社です。また、自動化の構想提案から試作機の供給まで、顧客ニーズに合わせた小回りの利く会社として、自動車関連や電気品関連の大企業との共同開発実績もあり、様々なものづくり現場に、専用冶具、測定装置、検査装置、自動機械等のオーダーメイドを行っています。
受賞歴、表彰歴
2011年12月 和歌山県より「1社1元気技術」に認定
2016年01月 経済産業省近畿経済産業局より「関西ものづくり新撰2016」に選定
2016年03月 和歌山県より経営革新計画の承認
今回のインタビューでは、古川代表取締役に会社の魅力を伺いました。
取材の様子
(右)古川代表取締役 (中央) 崎山馨さん (左) 林奈央さん
会社名 有限会社丸之内マシーナリ
創業 1991年11月「丸之内マシーナリ」として発足
設立 1999年09月「有限会社丸之内マシーナリ」として法人組織化
代表者 古川 雅祥
資本金 3,000,000円
従業員数 5名
加入団体 和歌山商工会議所・和歌山納税協会
事業内容 専用冶具・測定装置・自動機の企画・構想・開発・設計・製作・据付・保守
古川代表取締役に聞く!高精度が要求される測定装置や検査装置を企画から設計、制作をされているとお聞きしましたが、他の「ものづくり企業」と御社の違いや 特徴、強みについて教えて下さい。
企画構想から設計製作そして据え付け保守まで一貫して行っていることです。顧客ニーズに合わせた小回りの利く会社として自動車関連や電気関連の大企業との共同開発実績もあります。少人数ですが、逆にそれが強みで軽快なフットワークが自慢です。経済産業省、近畿経済産業局主催の関西ものづくり新撰2016先端産業部門において本製品が選定を受け、当社の技術力に対して評価されました。
古川代表取締役に聞く!お客様からの要望に応えるための商品開発の難しさは何ですか?又、御社のような専門的な知識が必要な仕事をされている方は、どのような勉強をされていますか?
お客様の中で、形になっていないニーズを見つけることです。グローバル化や技術革新の進展が著しいので常日頃から専門内外の知識と情報をつかむことです。コミュニケーション能力を上げることです。
古川代表取締役に聞く!お仕事のヤリガイについて教えて下さい。
結果がはっきりと形になって出ることです。その形が出来たことに対する喜びをお客様や携わった社員と共有出来たときです。
古川代表取締役に聞く!今後の展開について教えて下さい。
次の開発テーマに着手しました。今ここで内容をお話することは出来ませんが、未だ顕在化されていない市場において先行をなすことにより需要環境を行い大企業には出来ないイノベーションの創出を目指します。