エージェンシーアシストはものづくりの最先端を支えているBtoB企業、オーダーメイド部品の調達を行っている専門商社です。新しい機械を作るときに必要となる加工部品の調達はコストと手間がかかりますが、エージェンシーアシストは部品を欲しいと思っている企業に代わり加工部品の調達・発注を引き受けています。つまり、企業と企業をつなぐ架け橋となるのがエージェンシーアシストなのです。
中小企業でなおかつ商社となると忙しいイメージを持ってしまいがちですが、エージェンシーアシストはメリハリをもって仕事をすることを大切にしています。また、「社員が楽しく生きるために」ということを非常に意識しており、年齢に関係なくお互いに成長していこうとする雰囲気づくりを心掛けているそうです。
世界に誇れる日本のものづくりを商社という立場で支えているニッチで面白い会社です。

今回、エージェンシーアシストの品質管理部門でインターンシップを行いました。
エージェンシーアシストでは受注する部品のほぼすべてがオーダーメイドであり、お客様に商品を渡す前に一度加工部品の検査を行います。それによって「良質」なものであることを保証しているのです。品質管理部門では、入荷した加工部品の梱包を一つひとつほどいて図面通りかどうかを専門の機械などを使ってチェックしています。見たことのない検査機器がたくさんあって、一つひとつの部品を手作業で検査しており、集中力のいる作業を行っている印象を受けました。
しかし殺伐とした雰囲気ではなく、真剣に作業をしている中にも時折談笑したりして、みんな楽しんで仕事をしている様子が伝わってくるような明るい雰囲気でした。また、管理室にはBGMがかかっていました。理由を聞いたところ、「以前は無音状態で仕事をしていたんですけど、それだとやはり集中力が切れやすく仕事がはかどらなかったんです。楽しんで仕事ができる環境は自分たちで作らないといけないと思い、上司に掛け合って有線をかけてもらうことができたんです」と語ってくださり、労働環境に対して自分たちで良くしていこうとする姿勢が見えました。

実際に本社で代表取締役専務の方にインタビューを行いました。その中で、特に印象に残っている点は、社員の人材教育についてです。エージェンシーアシストは「モノづくりの分野において常に最新の情報を持ち企業と企業をつなぐ」という経営理念を第一に考え、自分たちの強みや弱みを掴みながら仕事の効率化を図る研修を行っています。インタビューでは、「こうした教育を行ってから若手社員の活躍が目立つようになり、年功序列のない環境を生み出すことができ、2〜3年で業績が倍になったんです」と語ってくださいました。若手でもバリバリ働ける、そしてみんなで意見を出しあえる環境を作ることの重要性を経営者がきちんと理解されていることの強みを感じました。
また、日本のものづくりを支えるという立場から「『利益よりも、世の中にどのくらい貢献できているのか』を第一に考えている」とのことでした。

エージェンシーアシストは『2020年VISION』を掲げており、9か所ある営業所を2020年までに13か所に増やすことで、現在の業績を2倍にするという目標を掲げています。加えて、以下のようなさらなる事業展開を目指しているそうです。

1）エージェンシーアシストだからできる部品の品質保証
エージェンシーアシストでは商社として部品の仲介だけをするのではなく、部品の品質を保証するために品質管理部門を設けています。その機能を自社内に留まらず、他社へも「受託計測」という独立したサービスとして提供していきます。


2）日本の技術を世界へ発信
日本のものづくり技術は世界でも評価されています。今までは国内のみの取引でしたが、商社としてのノウハウを活用し、日本の技術・製品を世界へ輸出していきます。


3）部品調達から機械装置の提案まで
今までは発注された部品の仲介提供のみで取引をしていましたが、メーカーとともに設計から携わり、部品調達〜組み立て・納品までの機械装置の一式受注を提案していきます。

エージェンシーアシストの求める人材像は「自分の人生を楽しく生きたい」と思っている人です。仕事は人生の中で最もたくさんの時間を割くものだから、楽しんで仕事をすることが人生を楽しむことにつながると考えています。また、仕事が楽しくなければプライベートも充実できないという考えも持っています。
加えて、エージェンシーアシストが日本のものづくりの専門商社、個性で勝負し続けていける会社であるために
「エージェンシーアシストがいるからものづくりが成立する」
というプライドと使命感を持ちながら会社とともに成長できる人を求めています。


学生へ向けてのメッセージ

・Aさん（マーケティング職）：
エージェンシーアシストは、会社の現状をよく把握しており、その中で（可能な限り、範囲内の）目標を定め、背をむけようとしない会社です。目標に向かって私たちと共に頑張りましょう！！

・Bさん（営業職）：
エージェンシーアシストでは、社員ひとり一人が型にはまったタイプではないため、僕はこうやりたい、私はこうやりたいと主張できる人が合っていると思います。社員ひとり一人の意見も反映されやすく、自分たちがのびのびと、楽しくできる環境を作ってくれる素晴らしい会社です。とても働きやすく、やりがいを感じられる場所なので、エージェンシーアシストに入り、共に仕事を楽しみましょう！