地域企業魅力発信
インタビューシップ2017
滋賀県の企業
株式会社エース産業機器
2017 Close-up Company!
私たちエース産業機器は、滋賀県の北部に位置する歴史ある町、長浜市にあります。
創業以来、『モノづくり』の応援企業として製造業のお客さまへ機械や工具・部品をご提供させて頂いております。
製造に必要な商品を安定的に供給し、お客様が安心してモノづくりができるように心がけています。
しかし、機械の故障により製造ラインが止まったりする緊急事態もあります。私たちが一番必要とされる場面です。
故障箇所や破損部品を見つけてすぐに手配をし、迅速にお客様にお届けすると、とても喜んでもらえます。
●本社所在地/滋賀県長浜市新庄中町230
●資本金/1000万円
●従業員数/22人
●事業内容/産業用機械・工具の販売及びメンテナンス
みんなの誕生日をケーキでお祝い!
会社は人生のかなりの時間を過ごす場所。良好な人間関係がとても大切です。
みんながより仲良くなる為、会社行事に誕生日会があります。
購入する地元のケーキ屋さんも毎回変えながら、いろんなケーキを楽しみながら、みんなでお祝いします。
働きやすい風通しのよい会社!
20〜40代の仲間がほとんどで、平均年齢も30代の若手が活躍する会社です。
みんな仲が良く、社長や上司とも気軽に会話ができ、相談にも乗ってもらえますよ。
入社する殆どの人が勤続したいと思う働きやすい会社です。
また、お客様が抱えておられる製造の問題を解決できたとき、自分の成長とこの仕事のやりがいを実感できます。
〈若手社員インタビュー〉失敗を経験して成長していく
入社三年目の伊藤さんは、入社当初不慣れな仕事のため度々ミスをしたと仰っていました。会社の携帯電話の画面を割ってしまったり、商品の注文数を発注ミスをしてしまったりということがありましたが、ミスをした後に時間を置かずに素早く報告・対処したことで、大きな損害にはならなかったそうです。もちろんミスはしない方がいいしミスを望む人は誰もいませんが、同時に全く失敗しない人はいませんので、伊藤さんの失敗から学んだお話を聞き、その後どう対処すべきか、今後同じ過ちを犯さないようにどう反省するかも大事だと思いました。お話からも感じたとおり、伊藤さんはとても真面目で、社長からも何事も一生懸命にがんばる方だと伺いました。
〈中堅社員インタビュー〉大変だが、目に見える成長にやりがいを感じる
営業グループ主任の中川さんは、エース産業機器に入社する前は、住宅関係の仕事をしており、仕事を評価するときは1か0だったと仰っていました。しかし現在の仕事は売り上げ目標に向かって達成度が可視化されているため初期に比べたら自身の業績が上がっているとすぐに分かります。このように目に見える変化はやる気にも繋がり、自分の成長もダイレクトに実感できると仰っていました。そして自分の売り上げは確かに重要ですが、社員皆さん仲が良いため単なる売り上げ競争ではなく、切磋琢磨しながら会社のために日々勤しみ穏やかな雰囲気の中で楽しく仕事ができるとのことでした。オンとオフの切り替えも重視され、仕事のメリハリを大切にしていると仰っていました。
〈経営層インタビュー〉皆を幸せにする会社を目指す
荒木社長に「会社の今後の目標は何ですか」と伺ったところ、「私の夢はすべての人を幸せにすることです」と仰っていました。まずは従業員の家族を含めこの会社の人を幸せにする、そのためには待遇を良くし、仕事にやりがいや達成感を感じてもらえるようにすることが大事だ、と社長の従業員を思う気持ちが伝わってきました。そしてこの会社に関わっている関係会社や、お客様に満足していただけるサービス提供することを大切にしているとおっしゃっていました。最後に、社会や自然に対し感謝の心を持ち永続的に大切にする、と荒木社長の理想を教えてくれました。確かに、皆を幸せにすることは難しいことですが、荒木社長が真剣にこの目標を目指して頑張る気持ちがお話からひしひしと伝わってきました。
〈取材者から見た企業の魅力〉堅実でありながら夢があふれる会社である
荒木社長は大学卒業後、お父様と一緒にこの会社を立ち上げたと仰っていました。20代前半で一つの会社を運営するのがどれほど難しいことか私には想像もつきません。現在連結を含め百人以上の従業員がいる会社に成長するまできっとたくさんの苦労をしたと思いますが、インタビューをさせていただいた時、未来はどんな風になりたいかという前向きなお話を熱く語ってくれました。そして、荒木社長の「自分の限界を決め付けるな」という一言が私の心に強く響きました。このような失敗を恐れず一生懸命に頑張っていたからこそ成功を手に入れたのだと思いました。これからのエース産業機器様は、ますます素晴らしい会社になるに違いないと私は信じています。
私たちが記事を作成しました。
【企業担当】荒木順平
【取材担当】立命館大学・応帥傑