地域企業魅力発信
インタビューシップ2017

兵庫県の企業

2017/11/09

株式会社栄水化学

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 尼崎でお掃除を始めて58年。心と身体がHAPPYになれる環境を、お掃除を通して築いてきました。ビルなどはもちろん、お客様からの高い信用が必要な銀行の清掃や、清掃基準の高い病院の清掃など、ニーズに沿ったサービスを提供しています。さらに、女性のための家事支援サービスや、女性のキャリアを応援する活動、また、近年ではお掃除を通した子どもの教育活動にも取り組んでいます。礼儀やおもてなしの精神を持って日々行動し、お客様の信頼をいただける存在になること。建物だけでなく、心や技をも磨いていくことでHAPPYな環境を作っていく。それが私たちの仕事です。

●本社所在地/兵庫県尼崎市築地2丁目6番25号
●資本金/1,000万円
●従業員数/125名
●事業内容/建物クリーニング事業・家事支援事業・キャリア支援教育事業(女性・子ども)

URL:http://www.eisui.co.jp

企業の社風と、社風のわかるエピソード

弊社では女性スタッフの割合が高く、お子さんがいらっしゃるママさんスタッフも多く活躍しています。仕事と育児の両立ができるように一人一人に向き合いながら、女性も男性も働きやすい環境づくりに注力しています。夏休みや冬休みなどの長期休暇の際は、会社にお子さんが遊びに来ることも多く、お母さんに限らず、他のスタッフも同じようにお子さんと関わり、和気あいあいとした職場環境があります。スタッフ全員が他人事ではなく、自分事として受け入れ、関わっていく助け合いの風土があります。

若手社員から見た会社自慢

経営者との距離が近い
弊社のオフィスは基本的に仕切りや壁がなく、大きなワンルームになっています。オフィスを見渡せば全社員の顔を見ることができ、コミュニケーションも活発です。もちろん社長や幹部も同じ空間にいます。弊社には技術的なことだけでなく、物事の考え方など人間として成長できる機会がたくさんあります。社長の考えがスタッフにも浸透しているので、全スタッフが同じ方向を向いて進めていることも弊社の良いところだと感じています。

〈若手社員インタビュー〉そうじを通じて成長を

新入社員の大藤嵯生さんをインタビューしました。栄水化学に入社しようと思ったキッカケは、大学3回生の時にインターンシップで栄水化学で行なっている「エコピカはかせのおそうじ塾」で企画運営に携わり、興味を持ったからです。入社してからは、現場での研修経験を積みスキルを磨き、徐々に1人で現場に行き仕事をしています。また、インターンシップ生の担当でもあり、意識していることは、インターンシップ生に対して、「自ら考え」「動く力」をつけることです。現在の目標は、現場でのリーダー的な仕事をすること。インターシップ関連業務をしっかりフォローできることです。

〈中堅社員インタビュー〉女性社員だからこそできる雰囲気づくり

中堅社員であり、女性社員でもある安廣琴恵さんに聞きました。栄水化学の社員の年齢層は19〜70代まで幅広く、みんな仲良しである事です。また、女性社員が多いのも特徴で、社員の90%が女性です。主婦のかたや子持ちの女性が多いことから、普段から助け合うことが多いにあります。子育て中のかたは、どうしてもお子さんの体調で、突発的に遅刻・早退もあります。でも誰かのためにという気持ちがある人ばかりです。それが大切なことです。今後の目標は、全部の部署を経験した上で人を育てることの難しさを実感しています。この経験を活かして9人いる後輩達がそれぞれの部署でリーダーとして輝ける風土をつくること。そして、仕事と私生活を大切にしたいと思います。

〈統括部長インタビュー〉これからの栄水化学

統括部長の長村さんにインタビューしました。「さらに50年続く会社にしていきたい。」まず清掃業は労働集約型産業(人間の労働力に頼る産業)です。今の時代、機械化が進み、掃除の面でもいろいろな掃除機等も活躍していますし、人の役に立っています。しかし、将来的には人工知能(AI)やロボットが作業するかもしれません。栄水化学はAIなどのロボットではなく「人の力」で、お掃除以外にも、多様な社会に人がサービスするうえで、他社とは違う価値観(例「エコピカはかせのおそうじ塾」)で活躍できるようにして行きたいとおもいます。また、掃除を通して人やものを大切にそして、人を育てるという考えで進んで行きたいと思います。

〈取材者から見た企業の魅力〉お掃除のイメージがかわる

わたしは、株式会社栄水化学をインタビューして、掃除への考えが大きく変わりました。
ただその場の空間を綺麗にするだけではなく、その場の人々と親密に関わることがとても多く、地域密着しており、みんなから必要とされる会社であることがわかりました。「エコピカおそうじ塾」では、出張教室を開き、子供にそうじを教える活動であり、地域の発展に大きく社会貢献しており、これからの活動にも楽しみであり、注目したいなと思い魅力を感じました。そして、人として成長できる場を大事にしている社風を感じました。社内は女性が多く、楽しそうな柔らかい雰囲気の印象を受けました。

                                           私たちが記事を作成しました。
                                           【企業担当】人財教育部兼環境整美部・大藤嵯性
                                           【取材担当】神戸女子大学・藤田茉優