地域企業魅力発信
インタビューシップ2017
京都府の企業
株式会社ヤマコー
2017 Close-up Company!
弊社はプラスチックダンボールのケースを製造・販売する会社です。オーダーメイドで1ケースから対応しており、特殊な用途・サイズにも対応できるよう設備も整えております。2017年4月には第二工場を増設いたしました。環境意識が高まる中、プラスチックダンボールの需要が高まっており、全国から年間数千件もの問い合わせをいただいております。
プラダンを扱い始めた1995年から現在までの間に、国内数万社のお客様に納品してきました。現在も年間1000件を超える新規受注があり、安定した成長を続けています。
『プラダンといえばヤマコー』と、お客様からご支持を頂けるよう、これからも真摯に向き合って参ります。
●本社所在地/京都府綴喜群宇治田原町緑苑坂54-2
●資本金/5000万円
●従業員数/68名(2017年4月現在)
●事業内容/プラスチックダンボールの加工販売
抜群の風通しの良さ!
弊社は風通しの良い社風です。すべての部署が本社敷地内にあるため、タイムロスがなくスムーズに仕事を進められます。社内の雰囲気もオープンで、他部署同士がフレキシブルに打ち合わせなどを行っています。他部署間で円滑な打ち合わせができることで、早急な納品を求められる案件であってもそれぞれが協力し合い、スピーディーな対応が可能となっています。同じフロア内にある社長室の扉は常に開かれており、どの社員も気軽に報告・連絡・相談ができる環境が整えられています。
常にスピーディーな対応が求められるので、それに応えるため「風通しの良い社風」となっています。
ヤマコーのここが自慢!
自慢といたしましては、取引実績数の多さです。
弊社は昭和49年から紙ダンボールの加工販売を営んでまいりました。40年の包装資材のノウハウを持っています。 プラダンは1995年から手がけており22年の経験・ノウハウがあります。 これまでに2万社以上の取引実績があり、現在ではインターネット販売を中心に年間1000件以上の新規取引があります。また、100ケースといった大きな案件でも若手社員の裁量で取引を進めていくことができる点も自慢の一つです。もちろんその分責任も伴いますが、大きな仕事を任されているという使命感や周囲からの期待を感じることができるので、仕事に対してのやりがいも、より一層大きなものに感じられます。
〈若手社員インタビュー〉入社2年目社員の吉川さんへのインタビュー
営業課に所属している吉川さんには入社1年目のときのことを聞かせていただきました。
三カ月の研修終了後、営業課に配属されて大変だったのは「自分に割り当てられる仕事が多いこと」とおっしゃっていました。最初は自分の仕事で手いっぱいだったが、先輩社員の丁寧な指導のおかげで、今では自分のペースで周りを見て仕事をする余裕もでてきたそうです。
また、数年後には今よりもっと成長を遂げ、各営業社員に仕事の振り分けを行う主任になりたいと将来のビジョンを語っていただきました。
吉川さんが困難を乗り越え、やりがいを持って仕事ができているのは社内の指導体制などの環境が整っているからこそであると思いました。
〈中堅社員インタビュー〉入社4年目社員の山田さんへのインタビュー
設計課に所属している山田さんはプラダンの設計図を作っておられます。山田さんには働いていくうちに感じた『充実感』について聞かせていただきました。オーダーメイドでケースを製作しているので、商品の設計をするうちに取引企業の業界の特徴について知ることができて面白いとおっしゃっていました。「新商品の構想をどんどん発信できる環境があるので、常に高いモチベーションで仕事をすることができる」と社内環境の充実についても語っていただきました。
『誇り』をもって仕事をするには、仕事の中にやりがいや充実感を得られることが大切であるということを改めて感じました。
〈経営層インタビュー〉山崎社長へのインタビュー
山崎社長に「今の学生に足りていないものは何ですか?」と質問したところ、『自分らしさ』とおっしゃられていました。私にも『自分らしさ』が足りていないと感じ、これからは意識的に改善して行こうと思いました。今の社長自身や会社があるのは小さなチャンスや偶然の出会いを軽いものと考えず、もれなく逃さないということを徹底してきたからだとおっしゃっていました。私もそういったことを今からでも少しずつ実践していこうと思いました。
山崎社長は会社創設から現在に至るまで様々な困難を乗り越えてこられました。その上で大切にされている考えに共感し協調することが、働くうえで大切なことの一つであると感じました。
〈取材者から見た企業の魅力〉私が感じた株式会社ヤマコーの魅力
広大な本社敷地内に工場と事務所が併設されているため、事務職と製造職の社員同士が気軽にコミュニケーションをとることができ、連携がスムーズに行われている点に大変魅力を感じました。
また、入社後の研修はジョブローテーションですべての部署を経験することができ、自分にあった職種を見つけることができる点にも魅力を感じました。なによりも魅力に感じたのは、社員同士の距離がとても近いため意見を伝えやすい環境であるということです。それにより自分の考えを社内に反映させることができ、会社に影響を与えていると実感できるところに魅かれました。
私たちが記事を作成しました。
【企業担当】営業部営業課・村岡正伸
【取材担当】京都産業大学・Hさん