私達の会社は原則採用における学歴専攻不問とし、その人の持ち味を活かした職業生活とプライベートの充実を支援しています。社員の中には働くパパ・ママや高齢者の方。或いは知的精神面でのハンディキャップを持たれた人もみんなが助け合って和気あいあいと伸び伸び働いています。男性でも介護休業や育児休業を取得する人がおり、育児休業については子供が３歳まで取得できます。休業中の健康診断、悩み事相談の他、職務については情報を毎月送り、復職支援も個別に行っています。そのため、心身の療養や育児介護休業による長欠者の復職率は１００％を誇っています。

　とてもアットホームな会社であると感じています。中途採用の私ですが、以前は不動産及び住宅販売営業に就いておりました。不動産とは、同じ物件が存在せず、売れる物件情報は、媒介契約後7日以内にレインズに登録する事が法律で義務付けられていますが、売れる物件は開示前に一般客に紹介し、登録前に売買契約を行います。よって、社外及び社内の同じ営業マン同士ですら開示しない事も有ります。なので、社内で仕事の相談をする事はほとんど有りませんでした。キョーセーでは、お客様を代理店別に分けている為、基本は被ることが有りません。また、技術部や業務部、総務部など様々な部署が有りますが、中途採用で全く面識の無い私にも色々分からない事は優しく教えて下さいました。また、工場の作業者も印象は怖い印象を持っている方も居るかも知れませんが、大変ユーモアで溢れており、優しい方ばかりです。休憩時間には、休憩所で他愛もない話をする事も有りますし、営業所内では、仕事の相談を真摯に聞いて下さり、アドバイスも頂けます。時には、お客様との打合せに所長や本部長に随行頂く事も有り、全面的にフォロー頂くことも有るので、一人で考え込む事も有りません。

　仕事を通して感じている事は、自分ひとりでは受注に結びつかず、多くの社内の方や仕入先様の御尽力と御協力が有って、はじめて営業ワークが出来ていると言う事です。営業は、色々な部署の架け橋であり、お客様との架け橋でも有ります。より良い製品をこの世の中に送り出す為の営業が、キョーセーという会社で実現する事が出来ます。最初は、分からない事ばかりで大変ですが、それはどの企業に入社しても同じことだと思います。分からないことは先輩方がフォローして下さいます。この世の中にまだない新製品をお客様と一緒に設計提案から行うことが出来るところが魅力であり、キョーセーでしか出来ない事だと感じています。

　弊社は、顧客よりのＯＥＭ（製造を発注した顧客先のブランドで販売される製品を製造すること）製品を押出成形・販売しています。
働く上にて大事にしていることは、まず顧客と仲良くなることです。顧客の必要としている製品,試作納期、量産納期等までしっかり情報をとり、社内調整を行なっています。顧客満足を高める為には、仲良くなって色々な情報を取ることが大事であると考えています。　今後のキャリアビジョンとしては、新規受注を目指す為、あらゆる分野情報に精通していなければ務まりません。受注するための理由・方法・誰が・何を・いつ・どこで（５Ｗ１Ｈ）を常に考えながら仕事を進めていきたいと考えています。

　弊社の企業の強みは、技術メインとした販売を行っており、他社様ではできない技術を駆使しています。様々な原料を使い、押し出して成形するので、ほとんどのお客様の要望に応えることができます。また、環境共生にも目を向け、ISO１４００１も取得しています。eco原料やリサイクルといったことに対しても力を入れ、社会的貢献を行っています。これからの企業の目標としては、売り上げ１００億という数字を目指し、会社の社員の生活の向上や社会貢献に務めていきたいと考えています。また弊社は、住宅産業が４割から５割を占めている現状なので、世の中のニーズに合わせ、他の産業にも進出し、間口を広げていきたいと考えています。

　インタビューを通して私が感じた企業の魅力は、社員の方が自社の技術に対して自信を持っているということが強く伝わりました。お客様の要望に対しても、他者にできない技術を提案し、よりお客様に満足していただけるように全力を尽くしているということが感じ取れました。また、社内の人間関係もよく、上司と部下のやりとりの際にも冗談を言い合ったりして、笑顔がこぼれ、楽しい職場環境であると実感しました。プライベートでも仲間同士で助け合い、育児介護に関する福利厚生面も充実しており、長欠者の復職率が１００％と社員のことを一番に考えてくれる企業であると感じました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私たちが記事を作成しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【企業担当】代表取締役・春田憲一
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【取材担当】仁愛大学・中島篤哉