約１年ほど派遣社員として働いてくれていた女性が、「ぜひこの職場で働きたい！」と言ってくださり、この秋、正社員として入社してくださいました。
　実は彼女が働き始めて数ヶ月経った頃に一度、入社しないかと声を掛けていたのですが、他の仕事も掛け持ちされていて、嬉しい返事は頂けませんでした。
　しかし、共に働く中で、毎日の仕事、社内行事、店舗イベントなどを通して、私達の会社が持つ、和やかな雰囲気や前向きな姿勢、チームワークの強さに魅力を感じてくれたのだと思います。今は更に１歩進んだ立場で、大切な仲間のひとりとして、頼もしく働いてくれています。

　女性社員の胡麻早希さんが、熱く語ってくださいました。
　菓子屋ということもあり、社員は女性が多く、和気あいあいとした雰囲気でとても働きやすいと思います。また、和洋どちらのお菓子についても知る事が出来ますし、日本の四季の行事や、冠婚葬祭の知識を得ることも出来ます。社内では、新入社員向けに月に一度習字教室もあります。森八大名閣には仕事だけではなく、人生において、知っておきたい知識や経験であふれています！

　新入社員の細 祐斗さんにインタビューをさせていただきました！
　お話の中で凄いと感じたのは、入社半年の従業員の方でさえ社長が掲げる「感動を与える菓子づくり、感動をわかち合う人づくり」という経営理念のもと自主的に考え行動し、お客様と接していることです。菓子を作るのも売るのも、ただの作業としてこなすのではなく、ひとつひとつの工程が丁寧で、気持ちが込められていました。入社したばかりの方も、入社してから長い方と同じように森八大名閣さんの菓子を作っていること、売っていることに誇りを持っているというのがとてもよく感じられました。

　パティシエの花谷さんにお話しをうかがいました！
花谷さんが仕事をする中でやりがいを感じるのは、お客様からの期待以上の菓子を作れたときだそうです。そして、さらにいいものを作ってやる！と奮起するのだとか。お客様が喜んでくださったことをただ喜ぶだけではなく、その体験を活力にさらに向上していこうと、そんな風に常に前向きに努力することは簡単ではないと思います。それでも常に前に進み続けられるのは、従業員のみなさんが温かく、挑戦したいと思ったことに挑戦させてくれる環境があるからだそうです。そんな前向きにがんばれる人たちがいるからこそ、森八大名閣さんも常に進化していくのかなと考えます。

　今回のインタビューシップでは社長の森雅信さんに直接お話を伺うことは出来なかったのですが、社長からいただいた文書や従業員の方々を通して社長の熱意がとてもよく伝わってきました。社内の風通しを良くするための工夫や、社員全員が共通の目的に向かって仕事に打ち込める社風を作るなど、すべてはお客様の喜びにつなげるために日々思案されているのが分かりました。そんな社長のもとで働くみなさんだからこそ、お客様に対して真摯に向き合った接客が出来るのだと思います。お菓子はもちろんのこと、接客をする従業員の方にもたくさんの魅力が詰まっているというのが森八大名閣さんだと思いました。

　今回のインタビューシップを通して伝わってきたのは、森八大名閣という会社で働く従業員のみなさんの温かさでした。従業員の方ひとりひとりがお客様のことをよく考え、お客様に喜んでもらうための仕事をされています。菓子を買うお客様のことはもちろん、そのお客様が菓子を渡す相手のことまで考えていてくれるのです。ここで作られた菓子はただの菓子ではなく、たくさんの人の温もりやこだわりが感じられる菓子だと思います。そんな菓子だからこそ人の心を動かせるのだと、私も実際に森八大名閣さんの菓子を頂いて感じました。せっかく菓子を買うなら森八大名閣さんで買いたいと思わせてくれるような、そんな魅力的なお菓子屋さんです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私たちが記事を作成しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【企業担当】洋菓子製造・花谷恵里
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【取材担当】仁愛大学・吉田明穂