今回取材させていただいた私新井に真っ先に伝わってきたもの。それは「1人1人が経営者」という言葉です。社員1人1人に権限を与え、出資・経営・労働すべてを自己責任でやるといったものです。一見すごい大変そうに見えますが、主任以上の役職を持っている社員がやめるということが30年起こっていないのも、「1人1人が経営者」という自覚を持ち、「会社に必要とされている」からでしょう。取材させていただいた社員の方々も、目がキラキラしていて、意欲的な部分もはっきり伝わりました。

総務部経理課の堀内由喜美さんから一押しポイントをお聞きしました！

最近、働く女性にとって気になるキーワード「育休」。他の企業だと、育休をとりにくいことも中にはあるとのこと。ですが、山崎金属の育児休暇取得率は100％です！いつでも安心して仕事を続けることができるんです！社員1人1人を経営者として大事にしているからこそのものだと思います。

次にインタビューを受けていただいたのは、入社3年目、若手社員の岩壁さん。（写真、左の方です）

1番会社の自慢できるところを聞いてみたところ、「先輩のみなさんが明るくてフレンドリー」なところとお答えいただきました！話を聞くと、入社試験の頃からすでにフレンドリーな雰囲気を感じていたとのこと…。電話で聞き間違いをしても、先輩のみんなから励ましの言葉をもらって元気を出したり、いつも自分のことを遠くから見ていてくれるそうで、すごいアットホームだなと思ったとのことです。取材してる自分もそう思いました。

この度インタビューさせていただいたのは、入社4年目の佐々木さん。営業マンです。（写真、左の方です）

営業は最初は先輩に同行して、学ぶべきところを学んで、2か月ほどで一人で営業に行けるようになるそうですが、初めの頃は若手だったからか、すごい大変だったとのこと…。座右の銘をお聞きしたところ、「不条理」「忍耐」だそうです。社会には矛盾や理不尽、不条理が存在していますが、少なくとも自分自身がその原因にならないように心がけ、ただ批判や追及をするのではなくて、本当に改善すべきことであれば、当事者意識を持ち、改善策の提案をする。そこまでのものでなければ、受け流す。このようなスタンスで矛盾や理不尽、不条理に向き合い、そして受け止め、仕事において前向きな活動を行うことが大切だそうです。貴重なお言葉をいただきました！

今回のインタビューシップ、最後にお話をおうかがいしたのは、取締役総務部長の山田さんです！（写真、右の方です）

今後の経営方針についてお聞きしたところ、「マーケットの先を読み事業を拡大することだ」とのことです。これまでの山崎金属は、建設資材の取り扱いのみでしたが、現在はその社名から想像できないくらい意外にもスポーツクラブの経営や児童福祉施設も運営していたりと、本当に様々です。しかも、無借金経営を貫いており、全て自らの力で事業を拡大していったとのこと。
これからも、その方針を貫く勢いです！

　山崎金属の一番の魅力は、やっぱり社員全員が意欲的なところだと思います。今回インタビューにご協力頂いた4名の方も、みんな目が輝いていたし、すごい元気でした。何の目的もなく淡々と作業をこなしている人には向いていないかもしれない企業ですが、目的意識が高く、ずっと福井にいたい学生には大変就職にうってつけです！転勤もないので、ずっと地元にいられる安心感。無借金経営で、リストラされる心配もない。1人1人が経営者だから、みんなから必要とされる。やりがいもあって、福井の魅力ある企業です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私たちが記事を作成しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【企業担当】総務部・山田英信
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【取材担当】福井工業大学・新井健