【兵庫県】不確実な未来を切り拓く、次世代リーダーの育て方
-エフェクチュエーションで学ぶ、自律的成長と人的資本経営の本質-

企業向け情報

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育てる、つなぐ、未来をデザインする。

兵庫県に限らず、多くの中堅・中小企業では、若手・中堅人材の流出が続き、次世代リーダー育成は待ったなしの課題です。人材は「勝手に育つ」ものではありません。企業が仕組みと場を整え、社員の内発的動機を引き出すことが不可欠です。
本セミナーでは、不確実な未来を生き抜くための「エフェクチュエーション思考」を軸に、人的資本経営の視点から制度・風土づくりを学びます。事例紹介やトークセッションで実践知を深め、ワークでは「2030年の自分・自社」を描き、今すぐ始める一手を考えます。
"今いる人"を育てることが、地域の未来をつくる―その第一歩を、共に踏み出しましょう。


 

日時
2026年1月20日(火)17:00~19:30(16:30~受付開始)

 

会場
ANCHOR KOBE アンカー神戸(兵庫県神戸市中央区加納町4-2-1)

 

対象
中小企業(経営者、アトツギ、次世代リーダー層)、金融機関、中小企業支援機関など

 

定員
30名程度

 

プログラム
moriyasushi.jpg全体ファシリテーター:
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 社会政策コンサルティング部 マネージャー 森安 亮介氏

総合人材会社や人材業界団体を経て、2015年より現職。慶應義塾大学大学院で労働経済学・計量経済学を学び、2022年1月博士号取得。慶應義塾大学経済研究所パネルデータ設計・解析センター共同研究員。

 

 

 

【第1部】

FORUM【次世代リーダー育成フォーラム】

〔17:00~17:10〕オープニング
人的資本経営の本質を確認し、兵庫県の次世代リーダー育成課題を共有します。

 

〔17:10~17:25〕労働供給制約社会における人的資本経営の可能性と人財活用ガイドライン(仮)

 

〔17:25~18:05〕ケーススタディ「アトツギ・次世代リーダーに必要な人的資本投資とは(仮)」

 

●case study1 「未来を創るのは"今ある資源"―エフェクチュエーションで育む人材戦略」
VUCA時代、企業に求められるのは完璧な計画ではなく、今ある資源を活かす意思決定です。 日本テクノロジーソリューション株式会社の岡田代表は、父の急逝を機に下請け構造から脱却し、自社ブランド「TORNADO®」を立ち上げ。スポーツから学んだ「たすきをつなぐ」発想を経営に取り入れ、挑戦を文化に変えてきました。 本講演では、理念を軸に社員の自律性を引き出す仕掛けと、エフェクチュエーション思考を活かした人的資本経営の実践事例を紹介。次世代リーダーを育てるヒントがここにあります。
okadashi.png登壇:日本テクノロジーソリューション株式会社 代表取締役社長 岡田 耕治氏
1968年兵庫県高砂市生まれ。甲南大学卒業後、ビジネスコンサルタント会社に勤務。30歳の若さで岡田電気工業株式会社(現・日本テクノロジーソリューション)引き継ぎ、代表取締役に就任。2001年にはブラウン管事業から撤退し、包装機械製造に事業転換。同年、独自開発の熱旋風式シュリンク装置「トルネード」を上市し、食品メーカー、化粧品メーカーなどから多くの受注を獲得する。09年「元気なモノ作り中小企業300社」(経済産業省)に選定。11年包装受託事業(パッケージ事業)を開始。18年「平成29年度 新・ダイバーシティ経営企業100選」受賞。18年「神戸発・優れた技術」に熱旋風式シュリンク装置「トルネード」が認定。20年兵庫県選定の「健康づくりチャレンジ企業アワード」知事賞受賞。21年「健康経営優良法人ブライト500」認定。

 

 

●case study2 「人的資本経営のリアル-若手が企業を動かす仕掛けと文化改革」
リーマンショック後の経営危機をきっかけに、兵庫ベンダ工業株式会社は大胆な変革に挑みました。モノづくりから価値創出型ビジネスへの転換、異業種・異世代の融合による新事業創出、そして若手が挑戦できる文化の醸成―そのすべては、経営者の覚悟と仕掛けから始まっています。危機を乗り越え、未来を切り拓くために必要な視点と実践モデルを、現場のリアルな事例を通じてお話いただきます。
honmarushi.png登壇:兵庫ベンダ工業株式会社 代表取締役社長 本丸 勝也氏
早稲田大学大学院コンピュータサイエンス専攻修了(修士)。外資系や大手企業、ベンチャー創業を通して自動運転車両の制御といった情報技術畑で活躍。家業の兵庫ベンダ工業株式会社を継ぐため、2014年より出身地の神戸に戻る。兵庫ベンダ工業では事業本部長として海洋水産技術研究所(KAIKEN)や、映画・映像事業(CINEMA-EYE)に携わる。078KOBE実行委員など数々の社外委員を務める他、神戸大学V.School客員教授、名古屋大学未来社会創造機構モビリティ研究所 招聘教員も務める。子どもの頃から釣り好き、映画好きで今でも年100本程度は映画館での映画鑑賞を続けている。

 

 

 

 

〔18:05~18:35〕基調講演(レクチャー)
「不確実な未来を進むために、リーダーが身につけるべき思考様式『エフェクチュエーション』とは」

yoshidashi.png登壇:神戸大学大学院経営学研究科准教授 吉田 満梨氏
立命館大学国際関係学部卒業。神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。博士(商学)。東京都立大学都市教養学部助教、立命館大学経営学部准教授を経て、21年より現職。専門はマーケティング戦略論。著書は『エフェクチュエーション』(共著、ダイヤモンド社)など。

 

 

 

 

〔18:35~19:20〕ワークショップ「関係性という人的資本づくり」

このワークでは、「手中の鳥」-今、自分が持っている資源や強みを出し合い、次世代リーダー・若手・中堅層が互いに組み合わせることで、新しい事業の可能性や自己成長の道筋を描きます。 不確実な未来に対して、完璧な計画よりも「今あるものをどう活かすか」が鍵。エフェクチュエーションの実践を通じて、2030年の自分・自社を見据えた挑戦の第一歩を皆のチカラを借りて考えます。

 

 

 

 

〔19:20~19:30〕クロージング

 

 

 

【第2部】

EVENING【イブニング交流会(夜会)】

〔19:30~20:30〕

立食形式で気軽に交流、社員と経営者・支援機関が垣根なく語り合う機会とし、横のネットワークを築き、今後の継続した交流関係を構築します。

※交流会参加の方には別途参加費を徴収させていただきます。詳細はお申込み後にご連絡させていただきます。

 

 

 

 

申込方法
以下フォームにご入力のうえお申込みください。

※お申込みいただいた個人情報は、本事業の主催及び運営事務局で共有し、イベントの目的及び人材支援に関するサービスの提供や各種分析等の集計に使用し、それ以外の目的で使用することはありません。


  

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お問合わせ先:一般財団法人 大阪労働協会
       〒540-0033 大阪府大阪市中央区石町2-5-3 エル・おおさか南館8階 
       TEL:06-6947-5260/9:15~18:00※土日祝を除く
       MAIL:info-7@hatarakunarakinki.go.jp

 

【主催】近畿経済産業局
【実施団体】一般財団法人大阪労働協会

 

このイベントは令和7年度「近畿経済産業局における地域中小企業人材確保支援等調査・分析」(事業区分A)の一環として実施します