【京都府】人が育ち、次世代につづく京都企業を目指す
-育てる力が「起点」に-

企業向け情報

df3f86e70f68251557aa133bef529d39bcf55a52.jpg


submit-gr300.png


"育てる力"が、地域の未来をつくる。

人材は採用して終わりではありません。育て、定着させてこそ企業の力になります。
京都には多くの若手人材が集まる一方で、流出という課題が続いています。
本セミナーでは、「人材は勝手に育たない」という視点を共有し、人的資本経営を軸に、育成と定着を実現する仕組みづくりを考えます。事例紹介とグループワークを通じて、自社で実践できる施策を描き、"人が活きる組織"が企業の未来をどう変えるかを体感する場です。
次世代につづく京都企業への第一歩を、共に踏み出しましょう。


 

日時
2026年1月21日(水)14:00~17:00(13:30~受付開始)

 

会場
QUESTION クエスチョン(問いから価値を生み出す共創空間)
(京都市中京区河原町通御池下る 下丸屋町390-2)

 

対象
経営者、マネジメント層、金融機関、中小企業支援機関など

 

定員
30名程度

 

プログラム
moriyasushi.jpg全体ファシリテーター:
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 社会政策コンサルティング部 マネージャー 森安 亮介氏

総合人材会社や人材業界団体を経て、2015年より現職。慶應義塾大学大学院で労働経済学・計量経済学を学び、2022年1月博士号取得。慶應義塾大学経済研究所パネルデータ設計・解析センター共同研究員。

 

 

 

【第1部】

CASE STUDY【事例から学ぶ「人材は育てて定着させるもの」】

〔14:00~14:10〕オープニング

 

〔14:10~14:50〕ケーススタディ「自律的な人が育つ、そのために会社ができる人的資本投資とは(仮)」

 

●case study1 「経営理念で人財採用!日本一綺麗な仲卸の人的資本経営」
京都・卸売市場で「年功序列×家族主義×日本一綺麗な職場」を実践。万松青果は、求人応募者が殺到し、若手定着率が抜群に高い理由を持っています。そんな同社の特徴は、売上や成果主義を撤廃し、「喜んでもらえた週報」や情報共有を徹底導入。社員と顧客を大切にする文化が、業績と採用力を両立しました。 本講演では、共感採用・理念浸透・内発的動機を引き出す人的資本経営のエッセンスを、採用~定着まで一貫した実践事例として学びます。
nakajishi.png登壇:万松青果株式会社 代表取締役会長 中路 和宏氏
1963年京都市生まれ。28歳で家業の万松青果株式会社に入社。当時の従業員に「救世主」と迎えられたもののまったく期待に応えられず、実力不足を露呈し大量離職など数々のピンチに遭遇。その後、自らが考える企業のあるべき姿を追求するため、数々の改革を実行、現在に至る。52歳で中小企業診断士の資格を取得。経営者とコンサルタントの二足のわらじで活動中。

 

 

 

 

●case study2 「"働く"を自分事に―地域と企業をつなぐ新しい働き方」
クリーニングと地域循環に根ざし、社員一人ひとりが"働く"を自分事に変える―京都・アグティの挑戦。代表・齊藤氏は従来の「会社に従う」構造を見直し、「好きな時間に来て、好きな働き方をして帰る」ACWA BASEを通じて、多様な人材がサバティカル休暇や評価ではなく「感謝」で互いを認め合う文化へシフト。本講演では、人的資本経営の視点から、地域との多世代共生を促す仕組みと、働く人の自律と幸せを両立する組織づくりを、齊藤氏の豊富な実践事例から紐解きます。アグティ流「働き方改革 × 地域づくり」のリアルな軌跡を体感し、自社でも明日から始められる要素を発見しましょう。
saitoushi.png登壇:株式会社アグティ 代表取締役社長 齊藤 徹氏
高校卒業後、叔父が経営する有限会社アロマクリエイトに、アルバイトを経て19歳で入社。会社が株式会社アグティに組織変更された25歳の時に取締役に就任。35歳で事業承継により代表取締役社長に就任後、創業者の信念である「会社は、働く人のために存在する。」を"自分らしく"実現するため、様々な施策を実施している。

 

 

 

 

 

〔14:50~15:15〕レクチャー「これからの京都企業に求められるマネジメント(仮)」
2211_sp01_face.jpg登壇:同志社大学 商学部教授 同志社大学中小企業マネジメント研究センター長 関 智宏氏
1978年山口県宇部市生まれ。2000年神戸商科大学商経学部中退(飛び級のため)。2006年神戸商科大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(経営学)。阪南大学経営情報学部教授を経て2018年より現職。研究分野は中小企業論,中小企業経営論。主要業績は『現代中小企業の発展プロセス-サプライヤー関係,下請制,企業連携-』ミネルヴァ書房(2011年3 月)、『持続可能な経営と中小企業-100年経営・社会的経営・SDGs 経営-』(関智宏・同志社大学中小企業マネジメント研究センター編)同友館(2020年4 月)、『中小企業研究の新地平-中小企業の理論・経営・政策の有機的展開-』(編著)同友館(2022年3月)、『中小企業とアントレプレナーシップ-危機や逆境を乗り越える企業家活動プロセス-』白桃書房(2025年10月)他多数。

 

 

 

 

〔15:15~15:30〕サマリー「労働供給制約社会における人的資本経営の可能性と人財活用ガイドライン(仮)」

 

 

 

 

【第2部】

WORKS【ワークで描く「育成と定着の仕組み化」】

〔15:40~16:50〕ワークショップ「学生とともに考える2030年ー自社がこれからも京都で続いていくためのターニングポイントとはー」

このセッションでは、「2030年の自分・自社・そして京都」を描き、学生と共に、未来から逆算して今必要な経営判断を整理します。これからの世代との対話をもとに、人的資本経営の視点から次の一手を考えます。

 

 

 

 

〔16:50~17:00〕クロージング

 

 

 

申込方法
以下フォームにご入力のうえお申込みください。

※お申込みいただいた個人情報は、本事業の主催及び運営事務局で共有し、イベントの目的及び人材支援に関するサービスの提供や各種分析等の集計に使用し、それ以外の目的で使用することはありません。


  

submit-gr300.png


 

 

お問合わせ先:一般財団法人 大阪労働協会
       〒540-0033 大阪府大阪市中央区石町2-5-3 エル・おおさか南館8階 
       TEL:06-6947-5260/9:15~18:00※土日祝を除く
       MAIL:info-7@hatarakunarakinki.go.jp

 

【主催】近畿経済産業局
【協力】京都府
【実施団体】一般財団法人大阪労働協会

 

このイベントは令和7年度「近畿経済産業局における地域中小企業人材確保支援等調査・分析」(事業区分A)の一環として実施します