【滋賀県】愛されて、ワクワクする会社の作り方
―人的資本経営を通じて、地域に"ワクワクする会社"を増やすために―

"人"を起点に、会社も地域も動き出す
人的資本経営は、単なる経営手法ではありません。"人"を起点に、会社の未来を描き、地域の活力を生み出す変革のエンジンです。 本セミナーでは、企業の成長を支える支援者が、自らの支援スタンスを見直し、より高度で構造的な"支援力"を身につけることを目指します。午前は、支援者自身がワクワクするような思考の刺激を、午後は、支援機関の枠を超えた連携とリソース活用の可能性を体感しながら、行動につながる「問い」を持ち帰る時間を提供します。 "人"を起点に、会社も地域も動き出す―その変化のきっかけを、ぜひご一緒に。
日時
2025年12月10日(水)10:00~16:45(9:30~受付開始)
※【午前の部10:00~・午後の部13:30~】【交流会17:15~】
会場
コラボしが21 3階 中会議室(滋賀県大津市打出浜2番1号)
対象
経営者、マネジメント層、金融機関、中小企業支援機関など
※午後の部以降は支援機関のみの参加となります。
定員
30名程度
プログラム
【午前のプログラム】
※企業の方は午前の部のみのご参加となります
経営者(アトツギ)トークイベント
対象:企業・支援機関
テーマ:アトツギ経営者の組織づくりから学ぶ「愛されて、ワクワクするとは?」
全体ファシリテーター
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 社会政策コンサルティング部 マネージャー 森安 亮介氏
総合人材会社や人材業界団体を経て、2015年より現職。慶應義塾大学大学院で労働経済学・計量経済学を学び、2022年1月博士号取得。慶應義塾大学経済研究所パネルデータ設計・解析センター共同研究員。
[10:00~10:30]
オープニング|つながりセッション
本イベントの実施の背景や、参加者同士がつながる自己紹介を実施します。
[10:30~11:30]
アトツギ経営者トーク
自らの組織づくりの実践から語る‟人を起点とした企業成長"の姿
「研修なし、自己研鑽なし、永遠のOJT」―そんな文化の中で、売上は最大3分の1まで減少。明治創業の缶メーカー・側島製罐は、時代の変化に取り残されかけていました。しかし今、社員が自ら学び、給与も役割も自己申告する"自律型組織"へと変貌を遂げています。図書購入補助や資格取得支援、そして「学びたい人のための仕組みづくり」を通じて、社員の意識と企業文化はどう変わったのか?企業変革のリアルなプロセスと、経営者が「社員の良い人生のために投資する」と決意した背景をお話しいただきます。
登壇者:側島製罐株式会社 代表取締役 石川 貴也氏
働きがいのある職場づくりと、共創による地域価値の創出(仮)
3Kのイメージが根強い建設業界において、人的資本経営の視点からゆたかな働き方・暮らし方ができる社会の実現を目指している株式会社澤村。その取組をご紹介いただきます。
登壇者:株式会社澤村 代表取締役 澤村 幸一郎氏
[11:30~12:15]
トークセッション
「愛されて、ワクワクする会社」へ歩むためのポイントとは
事例を踏まえ、経営支援機関や専門家を交えて、企業の変革に求められるポイントを探ります。
登壇:側島製罐株式会社 代表取締役 石川 貴也氏
創業100年を超える老舗缶メーカー、側島製罐の代表取締役。事業承継を契機に進めていった老舗企業の変革を通じて、「良い人生からしか良い仕事は生まれない」という思想に行き着き、ヒューマニズムに立脚した事業活動を展開。指示命令、決裁、マネジメントなどをすべて廃止し、給与と役割を社員が自分で決める「自己申告型報酬制度」を導入するなど、人間の魅力や生きがいが発揮されるような自律分散型の組織づくりを進め、新しい時代の中小企業の在り方に挑戦している。
登壇:株式会社澤村 代表取締役 澤村 幸一郎氏2007年、25歳で株式会社澤村の3代目社長に就任。リーマンショック直後の不況の中、先代がスタートした公共工事から民間工事へのシフトを大幅に加速し、設計施工のゼネコンという独自の立ち位置を築く。創業70年を前に企業ブランディングに取り組み、5年で社員数、売上ともに2倍近い成長を実現。地域全体の経済活性化のため「ブランディングで地方の中小企業は変わる」という自らの経験を発信する活動も行う。
登壇:経済産業省近畿経済産業局 地域経済課 総括係長 沼本 和輝氏兵庫県神戸市出身。2014年入省。2021年よりデザインアプローチの政策活用可能性を探る「JAPAN+D」プロジェクト立ち上げに尽力。2022年から中堅・中小企業65社の協力のもと、社員の幸せと会社の成長の両立を目指す「人的資本経営」の解像度向上と、機運情勢を目指す「BE THE LOVED COMPANY PROJECT」などに取り組みながら経済産業省本省にも併任し、同省の組織経営改革にも従事。 Forbes JAPANスモール・ジャイアンツ イノベーター/オフィシャルコラムニスト。
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【午後のプログラム】
支援機関のASIS-TOBEフォーラム
対象:支援機関
テーマ:ASIS-TOBEから考える「愛されて、ワクワクする会社を増やす支援のあり方」
運営司会
滋賀県プロフェッショナル人材戦略拠点 マネージャー 黒川 幹生氏
1977年滋賀銀行に入行後、30年間で現業店10店舗経験。その後、日本郵政公社などを経て、2015年より現職へ。滋賀県プロフェッショナル人材戦略拠点では全国比では多くのマッチング実績を生み出し、今なお、精力的に企業とプロ人材のマッチングに取り組まれている。
[13:30~14:10]
オープニング|目的共有セッション
午前のトークイベントを踏まえ、参加者同士で本フォーラムの目的の共有を実施します。
[14:10~16:45]
ASIS-TOBEフォーラム
支援の現状(ASIS)、と理想(TOBE)の洗い出すディスカッションや、ケーススタディ、グループワーク等を通じて、一人ひとりが「問い」として持ち帰り、行動につなげるプログラムを実施します。
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[17:15~]
交流会
立場を越えて自由に語り合い、信頼関係を深めるインフォーマルな交流会を実施します。
※交流会参加の方には別途参加費を徴収させていただきます。詳細はお申込み後にご連絡させていただきます。
申込方法
以下フォームにご入力のうえお申込みください。
※お申込みいただいた個人情報は、本事業の主催及び運営事務局で共有し、イベントの目的及び人材支援に関するサービスの提供や各種分析等の集計に使用し、それ以外の目的で使用することはありません。
お問合わせ先:一般財団法人 大阪労働協会
〒540-0033 大阪府大阪市中央区石町2-5-3 エル・おおさか南館8階
TEL:06-6947-5260/9:15~18:00※土日祝を除く
MAIL:info-7@hatarakunarakinki.go.jp
【主催】近畿経済産業局
【共催】滋賀県プロフェッショナル人材戦略拠点
【実施団体】一般財団法人大阪労働協会
このイベントは令和7年度「近畿経済産業局における地域中小企業人材確保支援等調査・分析」(事業区分A)の一環として実施します